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「隣の芝生を売れ」ダン・ケネディから学んだ販売における重要要素

From:柳岡亮


今日は、僕がケネディから学んだ
販売に関する重要要素について
シェアしたいと思います。

ケネディは言わずもがな、
世界的なDRMの権威であり、
世界トップセールスライターです。

そんな彼から学んだ
販売に関する重要な要素とは何か?

この要素の話をするときに、
決まってケネディが
ある2人の農夫の話をします。

それを紹介したいと思います。


ある農夫の話


ケネディ
「これは、ある農夫の話です。
 彼は毎朝、コーヒーを手に、
 農場の一番高い丘に歩いて行き、
 てっぺんに立って周囲を見渡すのが日課でした。

 毎朝、遠くに見える
 隣の牧場の牧草のほうが、
 彼の牧場よりもずっと青々として見えるのです。

 隣の牧場主も、
 同じ朝の日課を行なっていました。

 朝起きてコーヒーを手にし、
 自分の牧場の一番高い丘に歩いて行って、
 てっぺんに立ち、周囲の土地を見回すのです。

 そして彼もまた、遠くに見える隣の牧場のほうが、
 自分の所よりもずっと青々としていると感じ、
 くやしさといらだちを覚えるのでした。

 ある日、町の飼料工場で顔を合わせた2人は、
 道向かいのバーに行き、酒を2~3杯飲みながら、
 取引を交わし、牧場の所有権を交換したのです。

 その日から農夫Aが農夫Bの牧場に、
 農夫Bが農夫Aの牧場に移りました。

 翌朝、2人とも起きるなりコーヒーを手に、
 自分の牧場の一番高い丘に登って、
 衝撃と失望に襲われました。

 隣の牧場のほうが、
 自分の所よりずっと青々としていたのです」

という話です。

この2人の農夫は、
お互い欲しがっていた牧場を
手に入れたのにも関わらず、、、

もともとの自分の農場を
欲しがるようになってしまったんです。

これが有名な
「隣の芝生は青い」
という話です。

これは人間の心理を
かなり上手く表したものだと思います。


人は持っていないものが欲しい


きっとあなたも経験したことが
あるんじゃないでしょうか?

・他人の仕事が羨ましく思う…
・他人の持ち物が良さそうに見える…
・他人が食べたご飯が、美味しそうに見える…

どれか1つでも
経験したことは
ないでしょうか?

僕はしょっちゅうあります^^;

インスタで美味しそうなご飯の写真が出たら
「美味しそう」と羨ましく思ってしまいます。

このように、
人は自分が持っていないもの
経験していないことを、
羨ましく思うわけです。

そして、それが
「欲しい」という気持ちに
つながります。

ケネディもよく、
「隣の芝生を売る方が、
 売りやすい」
ということを言っています。

つまり、あなたがやることは、、、


全く新しい機会
全く新しい何か
全く新しい変化
を売ること


ということです。

何も、改善や修復がダメ..
というつもりはありません。

でも、それよりも
良い見せ方があるということです。

今までにない何か新しいものを
提供することが、一番売りやすいのです。

しかし、意外にも多くの人が、
「他社と比べて、より良いもの」
として売ろうとしています。

他社より優れているのはわかります。
でも、なんとか別のものとして
売ることができないかを
考えてみて欲しいのです。


一例をご紹介


一例ですが、、、
私がFacebook集客の体験会を売るとき、
なんとか新しいもの・新しい見せ方ができないか
頭を悩ませていました。

その時にでてきたアイディアを、
いくつか紹介しましょう。

1つ目の見せ方、売り方としては
「ファンを集める集客法」
として売りました。

もう1つの見せ方、売り方は
「しんどい毎日投稿せずに、新規客を集める方法」
として売りました。

今年の初めに使った売り方は
「緊急事態宣言再発令と同時に、
 ネットで集客数を一気に増やす方法」
として売りました。

これは全て同じFacebook集客の体験会です。

同じ内容のセミナーですが、
全て異なるアプローチをしています。

僕がやっていることは、
この記事で紹介していることです。

新しい集客方法、新しいチャンスとして
このFacebook集客方法を提案しました。


隣の芝生を売ろう


ぜひ、考えてみてください。

隣の芝生を売る…

あなたの商品を、
新しいチャンスや新しい変化、
新しい何かとして売ることはできないか?

もし今までが、
改善や修復など、
「今より、より良いもの」
として売っていたとしたら…

新しい見せ方や売り方をすることは
今よりも売上をあげるアイディアを
見つけることにつながるかもしれません。

ぜひ、考えてみてください。


ー柳岡亮

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