毎日更新するぞ、１日目。/お金との付き合い方
実れみのれ、一粒万倍日。
きょうから毎日、このnote を更新すると決めた。
一粒万倍日。“この日から始めたことは何倍にも実って返ってくる“という。
ならば全力で乗っかってみようじゃないか。
よくばりな私は、いつ訪れるかもわからない実りのときを待てるのだろうか。
甚だ疑問だけれど。
短くてもいい。とにかく、自分の中にあるものを言語化することと、もう一度向き合ってみたい。
お金の使い方が変わった
お金との付き合い方をずっと考えている。いやほんとに、ずーっと考えている。
というのも、私はこの夏、引っ越しをする。1年間お世話になったシェアハウスを出て、一人暮らしをするのだ。
実に2年半ぶりの一人暮らし。賃貸物件を借りる予定なので、光熱費などが家賃に含まれているシェアハウス生活よりもお金はかかるし、前職に勤めていた時よりも今の収入は低い。
昨年フリーターをしていた時に比べると、今は安定した収入があるとはいえ、
“この引っ越し、上手くいくんだろうか？この生活、ほんとにうまく回るんだろうか？“
と多少の不安はある。
でも、やっぱり1人の空間や時間がほしい。気兼ねなく料理をしたり、半身浴をしたい。
自分の選んだものに囲まれていたいし、大事な友だちや家族を呼んでみたい。
そんな「当たり前」のことが、今の共同生活では限られている。
引っ越しだって、今までは会社から手当が出ていて、業務的に、当たり前にこなせていたのに。今回は今年最大のミッションだと思うくらい大きなイベントになっている。
物件を探したり、家具・家電の情報収集をしながら、「いま、何にお金をかけるか」その判断力が問われる機会。
今の私にとっては、それが引っ越しなのである。
こう考えると、生き方や働き方、お金への意識がまるで変わったんだなあと実感する。
収入は減ったかもしれないけど、これをきっかけにお金の使い方により意識的になったし、「あるもの」に目を向けられるようになった気がする。
毎日、定時よりも1時間以上早く出社して、3時間以上残業をする。そんな生活とさようならをした。
今は、出社前に喫茶店でモーニング、残業は30分ほどで、帰宅後は家事やライティングの時間も取れる。
休みの日は、好きな場所でアルバイトもできる。
本当に本当に、恵まれているなあと思う。
お金を守る意識が生まれた。
今までは、稼いだ分、あればあるだけお金を使っていた私。貯金や節約はできなかったし、今も苦手だ。
ずっと1人で生きていくのなら、それでもいいかもしれない。
でもわたしには、好きな人と生きていきたいという夢がある。
1人で生きていても色々あるのに、誰かと生きるには、きっともっと、いろんなことが起こるだろう。
何かあった時にどっしりと構えておくには、それなりに心とお金の余裕が必要だと、最近思うようになった。そしてそれは、今からでも自分で準備できることだ。
そんなとき読んでいた本に、「お金を守る」という言葉を見つけた。
まさに私の苦手な、貯金や節約を差す言葉だったけど、「なるほど、守るという意識は、確かに無かった！！それは大事！！」と目から鱗だった。
（参考「お金のIQ お金のEQ」本田健 2014年 ゴマブックス ）
使うお金がある一方で、守られているお金がある。そう思うと、ますますお金という存在が愛おしい。
使うか、守るか。その時々で、どちらが自分のためになるか、考えていく。
使い方は意識と感受性を十分に働かせるとして、どうやってお金を守るか。毎月の貯金額を決めるなどは続けられる自信が全くない。
いつだったか前職の同僚が、500円玉貯金の話をしてくれたことを思い出した。買い物をしたりして、500円玉が出たら貯金箱に入れるだけだという。
これなら自分でペース配分ができるし、どれくらい貯まったかがわかりやすい。すぐには引き出せないのもいい。
「地道に思えるけど、けっこう貯まるしハマるんですよ～」と、同僚が話していたのが懐かしい。
「令和のこの時代、まさか自分が500円玉貯金を！？」と思う。そりゃあ思うけど。
ものは試しだ。いつか貯金箱は、いっぱいになるのだろうか。いっぱいになったら、どう感じるんだろう。
そんなことを考えた一粒万倍日。
どうかどうか、豊かな心と体と貯金額が実りますように。
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