「かとうさん部屋」の兵站読書会のメモ 02
前回のログ
兵站50頁から59頁まで読んだ。
兵站――重要なのに軽んじられる宿命
学んだ事のメモ
リムランドという概念は、地政学的に大切なハートランド(東欧)を取り囲む地域を指します。ロシアは、このリムランドを手に入れることが重要とされています。一方、“マッキンダー理論”では、陸上国家を主体とするランドパワーと海洋国家を主体とするシーパワーの争いが中心となると述べられます。
リムランド理論については以下のような特徴があります。ハートランド国家とアメリカが同盟を結ぶことで、ハートランドへの侵入を防ぎます。また、リムランドに存在する国々の同盟を切断することで、ハートランドの国々にリムランドを支配させないようにします。ただし、技術の進歩によって孤立主義は危険とされ、どの国の力でも距離を問わずに影響力を行使できるようになっています。
一方、タンネンベルクの戦いは、ナチス・ドイツかロシア帝国のどちらが勝つかを決定する戦いでした。この戦いでドイツ軍が勝利した要因として、二人のロシア軍将校の不仲と、ロシア軍が無線で次の作戦を知らせてしまったことで、ドイツ軍が簡単にロシア軍を破ることができたとされています。
また、第二次世界大戦で起きたガダルカナルの戦いやインパール作戦では、兵站の問題や見積もりの誤りなどの問題が発生しました。これらの失敗を通じて、鹵獲に頼らない戦術や、制海権や制空権を維持するために必要な兵站の重要性が再認識されるようになりました。
最後に、「具申」という言葉は、目上の人間に意見や提案をすることを指します。
そして、リムランドの概念を理解しようと思ったものの、まだ完全には理解できていない。
地政学の図
マッキンダーのハートランド
スパイクマンのリムランド
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