オンラインライブを何本かやってみて、どうなのよ!?

いやはや相変わらず、すったもんだしてますね。
僕もしてますし、きっとこれを読んでるあなたもすったもんだしてることでしょう。

以前のようにライブハウスでわちゃーと出来なくてなってからというものの、他のミュージシャン・バンドと同じように我々もオンラインライブというものを何本かやりました。
こうなる前から"ライブを配信する"ということは何度もやってきたわけではあるんですが、そうではなくて"配信用のライブ"という風にシフトせざるを得なくなりましたからね。

なんかギクシャク

最初にやったのは僕らのホームライブハウスと言える八王子のMatchVoxでオンラインライブ。
このライブを終えて、
『あー楽しかったー!』
という所から少し経ってから振り返ってみたときの感触は、
『なんか俺ギクシャクしてたなぁ』
でした。
その正体は自分の中ではある程度答えが出ています!
それは
『まるでオンラインライブじゃないようなオンラインライブをしようとしていたから』
ということです。
会場がライブハウスということで、
今までの、目の前に自分たちのパフォーマンスに合わせて声上げたり、体動かしたりして反応してくれるお客さんがいる"ような"テンションで臨んだわけです。
だけど実際はそこには"いない"わけですから、そりゃギクシャクしますよねw
(うーむ、これはいかがするべきか、、)
という所でした。

ただ2回目にやった時は
1回目ほどギクシャクはしませんでした。慣れという所も多少あるのかなー?と思いつつ。
これはこれでまだまだ先がありそうですね!
単純にライブハウスで演奏するの楽しいし!やっぱ!

振り切ってみた

それとは別の角度から攻めてみたオンラインライブが
"ALBUM『&』全曲演奏会"
です。
ここで目指したのは、
『"無観客のライブの配信"ではなく"オンラインライブ"というカテゴリーのライブ』
でした。
これはコロナ野郎が登場する前から温めていたモノだったんです!
一旦"お客さんとのコメントでのやりとり"というものを度外視して、
MusicVideoを見ているかのような、しかしながらちゃんと"生感"を保持している。
そんな所に挑戦してみるという意味合いもあったライブでした。

こんな感じでやったんですばい↑

これは有りなのではないか!?と僕は思いました。
もちろん改善点もあるなとも思っているんですが、
こういう形はオンラインでしか出せないものですし、会場でお客さんと一緒にその場でわちゃっとやる従来のライブとはっきりと差別化できますしね。
確実にコンテンツの一つとして確立させることができると思ってます。

※ここから便宜上、お客さんを目の前にしてライブハウスでやる従来のライブを"生ライブ"、画面の向こうで見てる人目掛けてやるライブを"オンラインライブ"そして上の動画のようなライブを"がっつりオンラインライブ"と呼びます。

でも今はそういうことじゃない!!

ところが!ですよ!
僕らのライブに来てくれていた方たちの多くが求めているのは、きっとあの目の前でガーと一緒になってやっていた"生ライブ"であるわけです!と僕は踏んでいます!
"がっつりオンラインライブ"というのは"生ライブ"があって初めて差別化できるものなのです!
そして今はその"生ライブ"が全くない状態なわけです…!!
それなのに『"がっつりオンラインライブ"を高めていくぜっ!』
ということに注力しすぎるのは、ちょーっと需要と釣り合いが取れていないのではと僕は今考えてます。
"生ライブ"を欲してる方にずっと"がっつりオンラインライブ"を提供していくとなると、流石に飽きが来てしまいますよね。

"飽き"を打開するのだ!!

それを打開する上でポイントになってくるのは"没入度"、そして"明確なシチュエーションチェンジ"なのではないでしょうか。


"没入度"の話をまずしますと、
『映画館で見る映画が良い』のは『映画館で見るから』です。
音響が良いとか、でっかいスクリーンとか、真っ暗であるとか、そういうのを全てひっくるめて、
『目の前で流れている映画を見ること以外に注意が向く要素を限りなく削いでいるから』
です。
その状態を作ってあげることが満足度に繋がるのではないかと!
しかしながら今は『どこかに集まる』ことができない状況!
そこで僕が今目をつけてるがそう!これ!

画像1

VRゴーグルぅぅぅぅ!!(未来から来た猫型ロボット風に読むのが正解です)

このシステム、モノ自体は何も目新しいものではないですが、
これ"没入度"ハンパじゃないですよね?
これをフラチナリズムも取り入れていきたいのです!
『えー?でもVRゴーグルってお高いんじゃないのー?(◯◯ミカ風に読むのが正解です)』
というそこのあなた!ところがどっこいこちらをご覧ください!

画像2

段ボール素材で簡単に組み立てられてそこにスマホを差し込めばVRゴーグルになるキットというのがあるんですね!(これも最新ではないけど)
そしてこれを、ネットチケットをご購入された方に郵送で送って一緒に作ってみるという配信もやりーのするわけです。
(フラチナリズム オリジナルのモノにして"グッズ感覚"にしても良いかもしれないけどそこはまだ要検討)
楽しそうでしょ?^^

次はもう一つ、
"明確なシチュエーションチェンジ"
について。

配信を見る方はほぼほぼスマホでしょう。
PCで見る方もいるでしょうが、それにしたって物理的に画面が小さいわけです。
その状況で
『ちょっと前回よりも照明を多くしました』
『前回の会場よりも大きいとこでやってます』
というところで違いを出していくのは、無意味!!
ましてや、
『前回は新宿でしたが、今回は池袋でやりまーす!』
とか本当に無意味!!
知らん!そんなことは見てる側の方たちはわからん!!
なので、場所があからさまにわかるところで変化をつけて行かないといけないですね!
マチュピチュとか!ウユニ塩湖とか!(やり過ぎ)
もちろんその選択肢の中には先ほど貼っつけた動画のような、スタジオでのライブも入ります。
ただ前述の通り"スタジオでのライブ"の中での小さな変化は意味がありません。
もっと大きい括りでの、
"明確なシチュエーションチェンジ"を
お見せしなくてはいけません。

ということで

"没入度"と"明確なシチュエーションチェンジ"を使い分けながら、時には少し混ぜてもみながらエンタメっていきたい。
そんなことを考えながら、そして実際にチャレンジしていきながら、楽しい時間を与えることができたら良いなと思っておりまするですますですます。
フラチナリズムがあなたの楽しい時間の過ごし方の一つとなるようまだまだ精進していくのでありますっ!

ではまたっ!




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