生配信ライブってそれ別に収録と変わらなくない?

生配信ライブってもうそれ別に収録と変わらなくない?

という考えがあります。

確かにそうかもしれない。
観てる側の方からするとそれが生なのか収録なのかって判断しずらいですよね。
生っぽく収録しておいてそれを「生配信です!」って言って流しても気づかない人は多いと思います。
(収録なのに生ですって言い張ることに何のメリットもないからやりはしないけれども)

僕としての答えは、

『全てがそうとは思わない』

です。

生配信の良さってなんだろう

僕がやってるバンド『フラチナリズム』の現在の活動の一つにSHOWROOMでの生配信があります。
4人のメンバーが主に自宅から色々やるのを配信しているんですが、
僕の感覚でいうとやっぱりその場での視聴者さんのコメントとのやりとりが楽しいわけです。
何か質問されたらそれに答えたり、逆にこっちが何か問いかけたことにコメントで答えてくれたり、問いかけだけではなく、良い意味でくだらないやりとりをしたりするのが楽しかったりします。
ここが生配信の良さの一つだと僕は思ってます。
そうじゃなくてただ自分が何かをしてるのを配信するのであれば、それこそ収録してそれを流せばいいだけですからね。


それって配信ライブにも重なるところが多少あって、ネットを使うってことにおけるタイムラグはありつつも、リアルタイムで反応を見れて、それに対してこちらがリアクションしてっていうのがやはり生の楽しみの一つで、
それがなく、ただ演奏してるのを見てもらうだけなら収録してそれを流せばいいとう考えは確かに一理あるし、場合によってはそれが正解な時も確実にあると思います。
きっと僕もその時のライブ・イベントの主旨や一番大事にするべきことによってはそれを選ぶでしょう。

あのワクワク感

話は最初に戻ります。

では、

視聴者さんとのやりとりもなく、ただ演奏してるのを流すだけの生配信なのであれば全て収録にした方がいいのか?

というと、

全てがそうとは思いません。

例えば、
僕がよくテレビで見ていた音楽番組の一つに
『MUSIC STATION』
があります。
今でも続いてるすごい音楽番組ですよね。

あれは生放送です。
(出たことないから本当にそうかは知らない。実は生放送っぽい収録だったこの話は全て破綻しますw)

僕がよくテレビで音楽番組を見ていた当時にやっていた、
『HEY!HEY!HEY!』や『うたばん』もめっちゃ楽しかったし好きでした。
(世代じゃない方ごめんなさいね)

だけど、
『MUSIC STATION』にしかなかった"ワクワク感"って、ありませんでした?

僕は感じてました。

その正体が何かっていったらやっぱり"生放送である"ってことなんだと思います。

それが『MUSIC STATION』の売りでもありますしね。

"今まさにカメラの向こう側でやっているんだ"
ということがもたらす
"ワクワク感"。
この楽しさってあると思うんですよね。

その"ワクワク感"をさらに分解すると、なんなんでしょうね?
そこははっきり今は言えないですね、、

『何か予想外のことが起きるかもしれない』
とか
『ちゃんと時間内で終わるのか』
とか
そういうある意味"ヒヤヒヤ感"にも似たところなのかな、、

でもその『やり直しが効かない』ことがもたらす"ワクワク感"って確かにあって、
それは例えネット配信のライブにおいても変わらないと僕は思います。

でも前述の通り、
時と場合によってやり方を変えるのが一番いい方法だと思うので、
・リアルタイムでやりとりがある生配信
・やりとりはしないけど、その現場の空気ごと届ける生配信
・トラブルはかなり避けられる、収録したものの配信
ここら辺を使い分けて、その時ごとのベストな形でオンラインライブ届けていきたいなと思ってるわけであります。

その点、7/18のオンラインライブはその場の空気感も感じてもらいたいので、"生"でやります!

ではまた^^


7/18 オンラインライブ 
ALBUM『&』全曲演奏会




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