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命を守るために、情報を得て、考え方が大事になる


2024年1月1日の16時10分に、石川県能登地方で震度7の地震が起きた。
この地震で次は南海トラフか?と自然に頭によぎる。
地震は誠意から7日間がたって、いろいろ情報が明らかになっている。
とらえ方は人それぞれだが、僕としては、他人ごとにしておくのは危険だなと感じてnoteに書いておくおことにした。

予想前と起きた後の結果が違うのはなんで?

能登地方の津波の予想では5mで、測定された地震の結果では1.2mぐらいとなっていた。2日目になって被害の情報が伝わってきた。特に、石川県能登地方の珠洲市、輪島市が流れてきた。実際の津波は高かった。

石川県
・志賀町赤崎漁港:波の高さ4m20cmの遡上がみられる
・25cmの隆起が見られている

北に進むと隆起の高さが3m以上も持ち上がってる
・輪島市門前町鹿磯漁港:3m90cmの隆起
・輪島市門前町五十洲漁港:4m10cmの隆起

専門の学者によると隆起の高いところは、津波被害が少なく、隆起が低いところは津波被害が大きい。隆起の影響で、波の高さを調べるセンサーが地面にあたり、データーが取れない状態になっていた。

北に行けば行くほど津波の被害は少ないが、地震での被害が大きいのだろう。隆起が起きている前と後が衛星写真で、写真の真ん中にある線をズラすと見ることが出来ます。確認されている記事がこれです。

ちゃんと調べてみたら石川県能登地方だけではなく、新潟県上越、調べて初めて知った船倉島が、津波が2m近くの津波が届いていた。震源地から離れていても警戒は必要だとよく分かります。津波がどんなものか、動画おさめたくて、興味本位で行くと戻ってこれずに、誰かが悲しむ姿が想像してしまいます。

実際に隆起でセンサーが1.2m以上しか観測されていない原因です。

正しい情報を判断するには?

正しい情報は、いつ流れてくるかわかりません。ただ、地震が起きたという事実があり、次に津波がくるという意識になります。現場で体験する人は、ニュースなんて見ている暇はありません。見ている間に津波がきて、被害が増える一方です。

2011年3月11日14時46分に起きた東日本大震災では、僕は関東の地下室で仕事をしていました。椅子に座ってボイラー室で書類を書いていました。

お尻を蹴り上げられたようにドンと大きな音が鳴り、とっさに逃げないとと直感が働き、配管の揺れる音を聞きながら、足元がふらつきまともに歩けない状態で、外に逃げました。

外に逃げるまでのたったの5秒ぐらいですが、5分ぐらいの長さに感じました。たったの5秒ですが、その時間でどれだけの被害が防げるのか、考えると普段から逃げるルートや、知らない場所でも逃げるルート確認、避難場所確認は必要なことだと思います。

普段から意識しないと身につかないことです。数秒の確認ぐらいで済むことなので、安全を確認することは、やっといて損はないはずです。

正 しい情報の判断するのは、難しいことです。現代ならなおさら難しいです。僕は毎日情報に振り回されています。そのために、政府のホームページや、研究者、ジャーナリストの本や記事をみてます。

日々、自分なりの判断ができるように練習をしています。それでも、何度も偏った偏見に気が付いて、恥ずかしい気持ちになります。恥ずかしい気持ちを乗り越えて、自分にとって正しい判断ができるようになるのかなと思います。

11:30~15:50


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