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ミスチル歌詞から紐解く アルバム全曲解説 19thアルバム「重力と呼吸」 総評

19thアルバム「重力と呼吸」を改めて全曲聴いての感想を記します。
最も強く感じたこのアルバムのキーワードは3つ
1.ロック
2.ライブ感
3.サウンドからの歌詞
1つ目の「ロック」とはもともとは反体制的な音楽として生まれてきたジャンルではあるかと思いますが、あまりそのあたりには詳しくないというか、ぜんぜんわからないので、ロックとはエレキギター感と私は思っています。超単純ですみません。このアルバムは随所に、ひずんだエレキギター感が満載です。かき鳴らしてるって感じです、まさに。桜井さんはヴォイトレを行って、自分の歌声とめちゃくちゃ向き合い、どうやったらより説得力のある歌が届けられるかを考えてきたといっています。自分の声は耳障りな部分があるので、それを活かしきるのにバンドサウンドが必要であり、それが今回のアルバムでは特に、その耳障りな部分とひずんだギターを合わせることで、歌の説得力を増す、相乗効果をえているということ。とにかくロックです。ただ、ロックという定義が、現代はもともとの定義をもたない時代になってきていて、一つの手法になっている感が強いと思います。アイドルがヘッドバンキングするみたいなことが代表例でしょう。

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