はたらく

 アニメ『はたらく細胞!!』を観たのだが、大義・団結欲がうずく。血の中にあるのだろう。


 話は変わるが、本屋でたびたび若者向けに書かれたと思われる「はたらくとはどういうことか/どうしてはたらかなくてはならないのか」みたいな本を見かけるが、”誰しも社会に必要な一個人であり、適所についてはたらくことで社会を回している、賃金から差っ引かれる税でくらしが大変な人を助ける事ができる”とかそんなことが書いてあるのだと思う。読んだことないが。

 しかし万策尽くしても適所がない人はいると思うし、税が適切に使われているとは言えないと思うのだが。

 私は「社会」が何を指すのか未だにわからない。というか「社会」と聞くと懐疑がわく。(「はたらく」と聞くと「労働」と変換されてしまう。「仕事」とは別物のように思う。)

 就職活動してて自分が「社会にニーズがない」とわかって死を選んだという人の話を聞いたことがあるのだが、

「社会にニーズがない」→「人間が死ぬ」

って非道い図式だよなと思った。