大卒と高卒

大卒と高卒の違いが話題になる。待遇や給与や能力について。自分は違いはある言い切れる。

病気やいじめや貧困で高卒や中卒で終わってしまった人達は例外だ。しかし、それ以外の人は明らかに能力に差がある。こんなことを書くのも嫌なほどに。

数字で言えば、中学校の同級生が40人いたとする。20番目が偏差値50の高校に進む。この層が、大学入試の最下層だ。クラスで20番目が大学入試の最下層、15歳から18歳まで同じ成長だとしたら、Fラン大学と呼ばれるところに進学する。偏差値50の高校でFラン大学に進学できる学生はマシかもしれない。専門学校や就職も混じってくる。

都内の大学の定員が制限されたが、大学偏差値50に進学するのは中学のクラスで10番前後にいた層だ。以前は日東駒専がこの枠だったが、昨今は大東亜帝国が位置している。早慶やMARCHとなればさらに中学時代の成績上位層だ。

社会人になり高卒の人と働くようになったが、大学や大学院の同級生のほうが一緒にいて心地よく感じる。馬の合わない人もいたが、それでも彼のほうがマシだ。中学のクラスの下20人がこの層だ。何の苦労も努力もしてこなかった人たち。

今の会社にもいるが、当事者意識や危機管理に欠けて他人に仕事を擦り付けることしか考えていない。急にこうなったのかと言えば、違うだろう。学生時代から学問に対する当事者意識が欠けていた、それが仕事に変わっただけだ。

学歴が無くても立派な人がいるのは事実だが、そういう人には事情がある。最初に挙げたように、病気やいじめや貧困で学校に行けなかった人たちだ。中学校の下から20番目にもそのような人がいたかもしれないが、どちらかと言えば好き勝手に生きていた人が多いように感じる。

結論は、今そのような人が上司だったり同僚だったりする中で働いているが、非常に気持ちが悪い。金や評価があるから頑張るといった動物的な欲で動く人間は、地道な作業を嫌う。地道な作業を嫌うから、勉強もしてこなかった。勉強と仕事は繋がるんだよ。企業名や会社の規模を優先してきたが、大学や大学院でのストレスのない同質的な人と仕事をしたい。仕事を選ぶ際の重要な点は、心地よさなのかもしれない。

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