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自分を疑え!!

自分は真面目で誠実である。

そう思って生きてきた。

しかし、それは、ある意味、過去が作り上げた幻想であった、と思う。

なぜ、そう思うか?

それは、息を吸うように誠実さ、真面目さを発揮できないから。

どこかに、正義感や義務感などの強制力が働いていて、心の中で、綱引きが起きている。つまり、別の何かと葛藤している。自然じゃない。

別の何か、とは、誠実で真面目、とは反対のもの。いい加減でルーズで自分勝手な、わたし。

田舎の長男として生まれ、弟妹が下に二人。

まぁ、誠実で真面目な長男としての自分を作り上げてきたと思う。

もちろん、家族からの言葉による、あるいは、それ以外の要請はあったが、自分で選んでそうしたのだと思う。

一生懸命反抗した時期もあったけれど、あまり、脱することはできなかった。せいぜい、外見をちょっと奇抜にしたくらい…。

もちろん、持って生まれた気質がそっち方面に寄っている場合もあるが、まぁそれも含めて、今後どう生きるかは選べるかな、と思う。

過去に縛られて生きるよりも、無限に広がる未来に、好きに航路を取って進んでいきたい!!

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