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“『芝生』と『コーチング』”

昨年3月から自宅の庭に『高麗芝』を張り1年が過ぎました。

昨年、新築を購入した際庭の『芝張り』を業者さんに依頼を考えていましたが、、、
見積もって頂くとビックリする程の値段だった為、
それならば自分で『芝張り』を行った方がと思い、、
見積もると当然値段もかなり安く付きましたので、自分で行う事にしました。

業者さん⇒20万
自分で ⇒5万
なんと1/4です・・・



当初の私は『芝生』について何の知識も無く、
情報を集め・材料を購入しスタートしました。

また後に『芝生』から何かを得る事など知る良しもなく
『芝生』との1年が始まりました。

手順
①『芝生』専用の「床土」を巻き平らにならす
②カッティングされた『芝生』を敷き詰めて張る
③「目土」を巻き平らにならす
④「水」を充分に巻き『芝生』と土を馴染ます


これぐらいの知識しかなかったので、
後は経過観察が必要となりました。

それが、、、後にあらわれるのです。
知識の無さが失敗の始まりでした。

そもそも手順①から『芝生』の成長を止めていたのです。
「床土」とは『芝生』の根が張るに凄く大事な部分なのに、私はコストを減らす為、「床土」を薄く敷いていたのです。

その結果が、、

緑の部分がまだらで成長があまり良くないです。
私は無意識だった為、「水」「肥料」ばかり与えていました。

しかし、全く育ちませんでした、、、

「床土」は厚く敷かないと根の成長を止め、綺麗な芝生にならない事を学びました。

そして手間は掛かりましたが再度「床土」を分厚く敷き直し、少しづつですが、『芝生』について深く勉強を始めました。

時には肥料を与えて、時には水を与え、時には穴を空け、
大げさかもですが『芝生』の気持ちに寄り添いました。

その結果、、数ヶ月後の芝です。

ほぼ同じ位置での撮影で、秋前という事もあり色合いには少し違いはありますが、成長が全く違いました。

そして私は『芝生』を育てる事から、
ある事を学びました。

それが、、、
『芝生』を育てる事は、
『コーチング』と共通しているのです。


例えば『少年』が野球を始める事になりました。
その際、初歩の段階で間違った『コーチング』をしてしまうと、、、
『野球少年』という「根」が伸びません。
「根」が伸びないと、良い「芽」が育ちません。
また育たないからといって水ばかり与えてもダメなのです。

私がここで何を伝えたいのかと言いますと、、、

「芝生」でも「野球」でも【失敗】はあります。
目の前で起こっている【失敗】には奥深い原因があるのに、

枯れているからといって、、
「水・肥料」だけ与えていてもダメ

「三振・エラー」したからといって、、
「このように打て・このように取れ」と
言ってもダメなのです。


原因はもっと奥深くにある事を探し出す・導き出すのが、
『コーチング・指導』で本当に大事な部分ではないでしょうか?

そのような事をこの1年間『芝生』と接して来た中で学んだ事だったのです。

『人生には色々な所に
   人生のヒントがある』

と言う事を痛感しました。

因みに現在の『芝生』です。

『芝生』の心も『子供達』の心もしっかり理解出来る人間になりたいですね、、、

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