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(2021.11.8.記) 渋谷駅西口歩道橋を歩いていると前方から歩いてきた年配の女性に「すいま…
父と母の共通の友人に早川夫妻が居た。早川家の大黒柱、ブンちゃんは大型トラック運転手で面…
どんな仕事でもそうだろうが、その仕事に従事した人だからこそ得ることのできる知識、経験に…
「お母さんはさぁ、とまとおじさんのことどやん思っとる?」 「どやんもこやんもなかやろ。み…
1989年、10歳だった私は週末の殆どを母の営むスナックで過ごしていた。学校と家の往来、近場…
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本屋に行き読みたい本を買うという目的の為に本屋に入る場合、滞在時間は5分位なのだが、基本的に本屋にはフラと入ることが多い。特別欲しい本がある訳ではなくとも、背文字の並ぶ本棚をゆっくり時間をかけて眺めることがとても楽しい。平積みの表紙には情報過多な文言が多く(それを揶揄するつもりは毛頭ない)、「ごめんよ、今はいいんだ。こっちを見ないでくれすまないね、また」とやり過ごしひたすら背文字の並ぶ棚を目で泳ぐ。 ツアーや旅先で訪れる古くからその街で営んでいる古本屋を見つけると吸い込まれ
私の祖父は筆まめだった。しかもただの筆まめではない。 購入した電化製品には必ず元号と日…
2024年が始まった。 私は1979年生まれ、今年45歳になる。45年なんとかこの世を生きている。…