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ありがとうの輪

富士山も雪化粧をして、河口湖の湖面に薄らその姿を…
段々と秋も深まり、冬の到来を感じるはずが、夏を思い出す暑さ…日本の四季も温暖化の影響か、毎年変化をみせる。

あっという間に今年も、師走のスケジュールを確認するまで時が流れ、来年のことも話題となる。

月日は百代の過客にして、行かふ年も又旅人也

日々、出張という旅をして、ビジネスホテルを栖とす

古人も多く旅に死せるあり。

誰のための旅なのか、古人の目的とは異にして、ひとり栖で、自問自答の句(愚痴)を読みけり

ありがとうの輪、拡がるまで、課せられた職責の旅を続けようと言い聞かせ…

利他と言えど、利己を貫き通すもの、気付いて欲しいという願いも虚しく、利己を振り翳す…他人を変えることはできない、変わるきっかけを作ることだけに注力しよう…ありがとうの輪も数年前の姿とは違って、だいぶ大きくなってきた…

他人を変えようと必死になると、旅にて死することになる…ありがとうと心の底から言えるひとを大切にしようと思う。

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