見出し画像

ワールドカップサッカースポンサー企業の現場では何が起きてるのか?

おめでとう!日本!
ドイツに勝ってもうたがな!って
今、2022年11月24日、日本中がそんな感じですよね。

で、僕は、以前はそのスポンサー企業であるマクドに勤めていました。
今回は、スポンサー企業で起きていた、たたかいを紹介しましょう!

あくまでも個人的な感じです・・・

期間限定メニューとのたかかいが、現場では起きていました。

発注とのたたかい

みなさん、気軽にTwitterで
「マクドだぜうえい==っ!」ってやってる中、
年々複雑になる期間限定メニュー。
先日までやっていたこの3種のメニューを見て、最初に思ったのは・・・

やば!!

マクドナルドホームページより抜粋


原材料って、種類ごとに発注するんですよ。
パンだけ。(個)
レタスだけ。(キログラム)
ベーコンだけ。(枚)
チーズだけ。(枚)
ケチャップだけ。(グラム)
期間限定ソースだけ。(グラム)

売り上げ予想から、ある程度余裕をもって発注するのはあたりまえなんだけど・・・

今回みたいに、ドイツに勝っちまったんだから、いきなり倍返しだ!
ってことにもなりえるんですよ。

マクドナルド公式ホームページより抜粋

そう、多分なんらかのいい影響はあるだろうけど・・・

〇ホなクルーとのたたかい。

パンだけ。(個)
レタスだけ。(キログラム)
ベーコンだけ。(枚)
チーズだけ。(枚)
ケチャップだけ。(グラム)
期間限定ソースだけ。(グラム)

で、この中で、グラムって書いてある原材料って、
1袋あたりの取れ高が決まってるんですよ。

これをイールドって言います。

このイールドを保つことで、
利益に大きな影響が出るのはもちろんなのですが・・・


「店長すいません!このソース、普通のハンバーガーに使ってました・・・」

実際の体験①

「店長すいません!ソースおとしてこぼしました!」

実際の体験②

とか、言われると

「お前なにしとんじゃ!おっら!!」



オラオラの図

っていう気持ちを抑えるのに必死になる。

これが〇ホなクルーとのたたかいなのだ。

「まじか・・・注意してね・・・」
で収まるときもあれば、

昼ピークのくそ忙しい時にこれをやられると

「ざけんな!」

ニラミを利かせる図

と周囲のクルーからも、罵倒が飛び交うこともある。

そう、一袋当たりの取れ高が変わってしまって、結局他店から手配したり
原材料の調整に奔走しなければいくなくなる。

仕事も倍返しになる。

最初は希望をもって募集してくる方も多いんだけど・・・

マクドナルド公式ホームページより抜粋

もちろん?、私も30代前半くらいまでは

「おまえ、チョー来い!」とバックルームに連れていくこともあった。

実は、これがマクドの強みである。

原材料を制する者は、利益を制す。

なんだか、マクドってこんなにヤバい企業なの?と勘違いされては困るのですが、

正しいイールドを出すには、
ただしいオペレーションをクルーにしてもらう必要があります。

ただしいオペレーションをしてもらうには、
正しいトレーニングをする必要があります。

正しいトレーニングをするには、
正しいトレーニングスキルを身に付ける必要があります。

結局はリーダー次第なんですよ。

これ、サッカーと一緒ですよね。

監督なり、コーチなりが正しい方向性を示したから、
今回の大勝利につながったと思います。

で、こういう〇ホな失敗をしたことがあるクルーって
意外と化けるんです。

で、いきなり化けて、スーパーサイヤ人みたいな感じ。

こういう瞬間を見るのも醍醐味ですね。

頑張れ日本!

最後に宣伝です。

実際にマクド時代のことをつずった有料note。
今の会社での立ち位置などで悩んでいる方には参考になるかと。

https://note.com/1974hide/n/nd25911086e42



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?