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20代でやっておきたいこととは

一、マイナスの過去と手を切る
「出ずる月を待つべし、散る花を追うことなかれ」 儒学者 中根東里
散る花は美しい、しかし誰もそれを求めない。これから昇る月こそが待つべきものである。
解剖学者 養老孟司は人間の細胞など一定期間ですべて入れ替わる。そうなったとき果たして今の自分はそのときの自分と同一人物なのだろうか。人間は変化する、その考えを踏まえておけば気持ちは楽になるのではないだろうか。
二、二十代の愚行のすすめ
中年を過ぎた人が何を後悔しているか
①もっと勉強(仕事)しておけばよかった
②もっと遊んでおけばよかった
③もっと恋をしておけばよかった
このポイントはしなかった「内容」よりも、「もっと」にあるとおもう。つまり、やりきれなかったことに対して後悔しているのだ。もうやりきれない、と思うほどにやってみる。それが愚行だ。ライブドア元社長堀江貴文氏も「起業後3年ほどは友達に飲みに行くこともせず、まして異業種交流会にも参加しなかった。土日もなく、盆も正月もない。旅行もほとんどいかなかった。風呂にはいる時間も髪を切る時間も惜しかった」とある。愚行をすすめる。
三、二十代の読書量で人生は決まる
大げさと感じるかもしれない。「書物は、人の精神の食物なり。一日食せざれば、人の肉体飢うるがごとく、一日読書せざれば、人の精神は飢えむ」
目標は一週間に一冊。これを行えば四年生大学を1つ卒業したくらいの知識教養を身につけることができる。一年目は岩波文庫で十分だ。 「わたしが人生をしったのは、人と接したからではなく、本と接したからである。/アナトール・フランス」
四、これだけは知っておきたい言葉遣いと敬語
①ビジネス言葉の基本は「ですます調」である。
etc,,,来客があった
×「おりませんね、いないみたい」
〇「ただいま外出中です、席を外しておりまして」
②自分は「わたし、わたくし」が基本
③「お」、「ご」を乱用しない
④語尾を改めると丁寧語になる
五、言い訳をしないこと
相手が怒っているとき言い訳は得策ではない。火に油を注がず、少し冷静になったときに言い分を説明すれば良いのだ。
六、男の色気とは
人間色香がなければおしまいだ。生きる知恵として、「自分をどう魅力的にみせるのか」を少し考えて見る。爪や髪、靴下など人の考えは自然ににじみ出るので目利きはごまかしが効かない。「男から見てもいい男ってヤツは、自分の生きる道を見据えて、まっすぐ突き進む覚悟を決めるもんだ。そんな姿勢に男は惚れるもんだし、女だってグラってくるものだ (安藤昇・男の色気/ごま書房)

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