新歌舞伎「刀剣乱舞」と「寿曽我対面」

いよいよ始まった刀剣乱舞歌舞伎。私はまたもや、ゲームに疎く、色んな媒体で少しづつ情報を入れつつあります。そこでびっくりしたのが、登場人物が実際にある名刀を擬人化したものだって？！し、知らなかった。
しかも、先月の大歌舞伎「寿曽我対面」で髭切のモデルになった友切丸が出てたっていうじゃないの。
先月見たやん、私！
そして、奇しくも曽我兄弟を松也と右近が演じていたなんてミラクルでないの。友切丸は曽我の伝家の宝刀で、親の仇の工藤チャンをそれで討っちゃる、（けど、今それどっかいってありませんねん）絶対にだ！みたいな話でした。
（ここからひかる子超訳）
曽我兄弟の親の仇工藤チャンは頼朝様のオキニで見事出世コースまっしぐら。そのお祝いに花魁とか集めて盛大にパーリーしているところに、共通の知り合いを通じて曽我兄弟が会いたいと言っている。曽我兄弟はお父様の仇討ちに来たのだった。
パーリーピーポー達、せせら笑う。
パーリー花魁なんか
「童貞のくせにどの面さげてくるわけ？工藤チャンしか勝たんし💖」
しかし、余裕の工藤チャン「まあ、一杯呑ましたってええで」と通される。
とりま、冷静さを保つ兄（右近）
いきりたってる弟（松也）拵えは隈取も衣装も血気盛んな若者。見慣れてきたらわかってきますけど、時代物は見た目で年齢、若さ、悪役とか高貴な方とか表しています。
松也さんの曽我弟は何だかコミカルでどこかしら可愛らしさがあって、微笑ましかった。
取り持った人は兄弟に、「まあ、ここは抑えて一杯飲んでいきなはれ」
と促し、兄は盃を傾ける。
弟も兄に論され、何とか盃に口をつけようとするが、やっぱウチ、許されへんってなって、小道具ぶっ壊しちゃう。（まつ虫さんが全部かき集めるのを固唾をのんで見守った）
そんなこんなでパーリーがしっちゃかめっちゃかになってる時に、
友切丸、あったどーーー！！と使いの人が持ってきてくれる。（剣にしてはちょっと短めで、開けるまで何かわからなかった）
弟は今にもやったんねん！みたいな感じやったけど、
工藤チャンはオトナの男やから「ちょっと大事な仕事あるから、それ終わってからにしてくれへん？通行手形だけ渡しとくわ」大昔は県境を越えるのもパスポート的なやつが必要でした。
と言って兄弟納得（え？そんなんでええの？）
晴れて仇討ちのお約束を果たしました！！！
松也の見得最高！！！！
私、危うく想像妊娠が産気付きそうでした。
そんな思い出深い友切丸⚔️
楽しみやーーー😌