新緑の教え

この前まで葉は無かった古来からある巨木に見事な新緑が美しい。
これまで権威、こうしなきゃいけない、とかしちめんどくさいことがたくさんあった。
自分は権威を恐れ、無意識のうちに権威をどこか求めていたところがある。その権威に認められれば、箔がつくのかと錯覚していた様な状態だった。またそれを目指さなければいけないと言う様な縛りがあった様な気がする。

そろそろ、それが無くなる。

これまで権威づけてきた存在、機構が力を失って行く。

なぜか。

それは生き方、好み、様々な思いがみんなにあり、そしてその人らしさを活かした生き方が健全な姿なのだと気がつき出した。自由を邪魔するのが’権威’だと気がつき出した。

権威により一方向に偏っていた。そうなると狭い中で激しい競争をする生き方で疲弊することになり、やがて瓦解する。

そこで提案。

試験や技術を磨く達成させると言うのは行きすぎると失敗する。だとすれば、これからは挑戦することが大事。結果と得るものは人によって全部違うがそれで良い。成功の仕方はいろんな形がある。勉強の仕方もいろんな形がある。そこでまた権威化したものに行きがちだが、踏ん張ろう。今の日本人は挑戦するタイミングだと思うし、その気概が大事なのだと思う。

戦後と同じ？

個性を活かした技術力は評価される。
権威と関係のない挑戦さえできれば成功する。挑戦というアイデアがあればうまくいく。権威の幻想の罠、謙遜癖を乗り越えて頑張ろう。挑戦を怖がらずに生きて行こう。
挑戦すれば嫌でも能力は磨かれて行く。
得られなかった真剣さ、目、匂いを嗅ぐ力が磨かれて行く。世界でこの人しかやらない事、が挑戦。

巨木の新緑が美しい。古来からある巨木がまたこの季節に緑を生やすという挑戦をしている。
権威に寄り添うより本当は挑戦したほうが楽しい。自分にしかできない挑戦をして、自分で検証して行く。それで成長できるのは得だ。やる気や面白みも出てくる。

怖いから何もやらないで過ごして行くのは危険な時代に入った。

自我を取り去り自己と出逢う。

秒で変わるからこそ、自分と向き合い続けることが大事。そんなことを新緑の中思った。