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水戸大会

結社の全国大会が終了。
今年は水戸でした。品川から特急で1時間くらい。
編集運営委員をしているから大会を欠席という選択肢は与えられていないので、風邪も引かずトラブルも起こらず無事に参加できてほっとした。

去年は篠さんの偲ぶ会と一緒にやったことがあって講演やシンポジウムは省略した。ので、ちゃんとした大会は2019年以来5年ぶり。その上、こういう場で私たち実働部隊に一番近いところでアドバイスをくれていた柳さんがいなくなったのでじつはかなり不安だった。
ちゃんとできて良かった。

代表の講演は、コロナ禍中に亡くなったまひる野の歌人(+章一郎さん)についてで、ごく当たり前に誌面で毎月見ていた人が、実は素晴らしい歌人であったことを改めて実感するものだった。
柳さんも含めて、彼らが守ってきた場所を大切にしようと思った。

結社ってなんなのかなあと思うこともあるけど、この人たちが守ってきたのならばわたしも微力ながら力を尽くすべきだと思う。

入会して30年、また会えた人も、今回は会えなかった人も、もう会えない人もいる。
寂しさと懐かしさとともに、新しい力に励まされる。

結局、人は人でしか動かせないなあと思う。