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コーチングの資格取得までの歩み①

こんにちは。コーチの岩舟佑有士(いわふねゆうじ)です。残暑が厳しいですね。

さて前回の続きです。コーチ養成機関CTI(Co-Active Training Institution)ジャパンには、上級コースというクラスがあります。このコースを卒業することにより、プロコーチの受験資格を貰えます。もっと言うと、この上級コースに入るには、基礎・応用コース(延べ100時間)を完了することが必要となっています。時間も費用も、かかってきます(涙)。
CTIジャパン上級コースの卒業条件とは?そして、どんなことが大変だったか? ここで、書いてみようと思います。

上級コースの卒業条件

上級コースをスタートしてから、卒業するまでには、色々なことが求められます。まず受講前提条件を紹介します。
上級コースのご案内というのがWeb上で公開されているので、引用します。

・有料クライアントを 5 人以上持っていること。ここでいう「有料クライアント」とは、コーチングに対する対価として金銭(金額に規定はありません)のお支払いのあるクライアントのこと。

・自分が CPCC® ( Certified Professional Co-Active Coach® )資格かつ PCC*(Professional Certified Coach)を持つコーチをつけていること。 

*PCC とは国際コーチ連盟(International Coach Federation, ICF)の認定資格です。詳しくはこちらから http://www.icfjapan.com/credentials

CPCCとPCCを持ちコーチを付けると、それなりの金額が別途、発生します。私は、学びを濃くしようと思い@1万5千円/回をコーチを8カ月間お世話になり、本当お金がかかります(汗)。2代目コーチの人から、CPCCとPCCの両資格保持者を紹介して頂きコーチを決めました。今となって言えるのですが、この部分は、紹介だけ決めずに、Webサイトの検索でヒットするコーチ料金の見積もりを取った上で決めても良かったかもしれません。

ちなみにPCCの認定を取るには、500時間以上の有償のコーチング実績と筆記試験に合格する必要があります。

その次に、一部省略しますが、受講スタートした後、卒業するまでの条件です。

「グループ・コール」: 約 6 ヶ月間にわたるコースの中で、約 2 週間に 1 回決められた日程でグループ全員が参加する 90 分のプログラムです。グループ・コールは毎回特定のテーマに焦点を絞って進められ、毎回事前の準備が必要となります。合計 13 回実施されますが、そのうち最低 11 回の参加が必要です。

「スキル・ドリル」: グループ・コールとグループ・コールの間に実施される 90 分のプログラムです。グループ・コールで学んだ特定のスキルを 3 人 1 組に分かれて受講者同士で練習する機会となります。コーチングを、コーチとしてするだけではなく、クライアントとして体験すること、そしてオブザーバーとしてフィードバックを伝えることで、さらに学びが深まります。合計 9 回のうち、最低 8 回の参加が必要です。

「グループ・スーパービジョン」: 受講者で実施されるスキル・ドリルにスーパーバイザーが参加して行うプログラムです。グループ・スーパービジョンは決められた日程で行われます。1回 90 分で実施され、全 3 回のうち、最低でも 2 回に参加することが求められ、欠席した回は有料 SV を受ける必要があります。

「個人スーパービジョン」: 公表承諾書を提出していただいたクライアントとの実際のコーチング・セッションを録音し、それを経験豊かなプロコーチであるスーパーバイザーと一緒に聴きながら直接フィードバックを受け、スキルアップを図ります。1 回 60 分間のフィードバック・セッションで、2 名のスーパーバイザーから 3 回ずつ合計 6 回受けることが求められます。

「コーチング100時間」: コース受講中、有料クライアントとのコーチングの実践に取り組んでいただきます。資格試験を受けるためには合計 100 時間のコーチング経験を積むことが求められます。100 時間の経験を積むためには、通常最低 5 名以上のクライアントを維持することが必要です。
100 時間の積算は 1 回目のグループ・コールが終了した後のコーチングからスタートします。

もう横文字が並びまくりで、興味がない方は読むのも大変でしょう(汗)。半年間の間、当たり前ですが、あまり休んではダメですよ!ということが書かれています。それだけみると大したことはありません。

わたしがかなり大変だと感じたことは、「グループコール」と「グループコール」の間の2週間です。その2週間の間に、前述にある「グループスーパービジョン」から「コーチング100時間」が入ってくるからです。さらに、Webサイトに投稿を義務付けられている宿題(予習・復習)が入りつつ、デモコーチング(コーチングのお手本を録音をしたもの)を聞くということもをこなしました。「コーチング100時間」では、一時期10名のクライアントがいて、そのうち数人は、都合が悪くなったということで、リスケの調整をしたりしていました。結構、大変でしょ?

実は、この上級コースだけではありません。幼稚園のパパ友のコミュニティにも参画しています。大きなイベントが3か月に1度あり、その準備・運営・イベントの写真撮影・広報誌を2か月1度発行していました。

そして、わたしにとって一番大切な空手道の稽古(1週間に1度)・年2回の合宿にも参加しました。

極めつけは、自宅で行ったサービス残業です。夜の時間帯は、コーチングに当てていたので、平日の朝は、4時起床し2時間ほど自宅でサービス残業をした上で、出勤していました。転職して半年経過し、自分ひとりで回らなくなっていながらも一人で、何とかこなそうと必死になっていました。サービス残業していたにも関わらず、成績は非常に悪かったです。というのも、経験がない業務だったこと、全体を見ずに目先の仕事ばかりをやっていたからです。

次は、CPCCの受験について書きたいと思います。
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岩舟佑有士(いわふねゆうじ)のProfile
・気づいていない貴方の自然体を引き出す専門プロコーチ。武術空手のエッセンスを取り入れた、自然体で成果が出てくるコーチングにより、お客様から評価を頂いている。
・CTIジャパン(コーアクティブ・コーチング養成機関)で延べ200時間の実技コース終了、お客様へのコーチング150時間を超える。コーチングのプロ資格CPCC(Certified Professional Co-Active Coach)を取得。
・空手道の修行歴25年。23歳からスポーツ空手を始め、武術空手の師匠との出会いをきっかけに武術空手へ転向する。現在も武術空手の稽古に日々邁進している。

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