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アセアンって知ってる?がはじまりだった

こんにちは。普段はここで「ホワイトボックスの阿部です」という紹介から入るのですが、このマガジンでは、「アセアン進出支援協会の阿部です」という挨拶ではじめたいと思います。

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アセアンって知ってますか?

皆さんは、アセアン(東南アジア諸国連合)をご存知でしょうか。あー、なんか昔(最近)学校の授業で聞いたことある…という方も多いかもしれません。

では、アセアンの国って何カ国あるかご存知ですか?

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アセアンは、ベトナム・カンボジア・ラオス・ミャンマー・タイ・マレーシア・シンガポール・ブルネイ・フィリピン・インドネシアの10カ国から構成される共同体のことを言います。


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なぜアセアン?

ご存知のように、日本はすでに人口減少の局面に入っており、少子高齢化が本格的にはじまります。戦後の復興から奇跡の経済成長を遂げた原動力となった労働力でもあった私たちの祖父母や父母が高齢者になり、労働力が削がれたことや経済システムそのものの問題もあり、国内の経済の未来は必ずしも明るいものではありません。日本の市場そのものが成熟しているという見方もできますが、多くの産業で人手不足の問題が顕在化するなど、課題は山積しています。


多様性と可能性のアセアン

アセアンは、冒頭に述べたように10カ国の国々から構成され、経済、安全保障、社会文化といった面での共同体となることを目指しています。とくに経済面においては、2015年に他の項目に先駆けて、「アセアン経済共同体(AEC)」が創設され、圏域を一つの経済圏とみなす大きな共同体創設が宣言されました。

アセアンを構成する国の背景は様々ですが、一つの経済圏としての人口は6億人を超える規模の大きな共同体です。

アセアンの国々は、人種や宗教、文化、言語が多岐に渡ります。国同士の違いはもちろんのこと、国単位でみても、様々な民族や宗教から成る多民族国家であり、多様性に富んだ国である特徴があり、またシンガポールのようにすでに成熟した国もあれば、カンボジアやラオスのように、世界で貧しい国の一つに数えられる国もあるのが特徴ですが、AECの創設によって圏域内・外の交易や人の行き来が活発になることによって、経済が成長していくことが期待されています。事実、アセアンの国々は高い水準の経済成長率の達成を遂げてきました。


このマガジンのこれから

このマガジン「アセアンって知ってる?!」では、アセアンに関する情報を提供したり、今まで私が現地でみてきた様子などを紹介することで、アセアンの国々をより身近に感じて、アセアンに興味を持ってもらう人が一人でも増えたら良いなーと思いはじめることを決意しました。

これからどうぞ、お付き合いのほどを宜しくお願い致します。


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