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ミャンマー渡航記録2

こんにちは。オフィス謝府礼の阿部です。
私のもう一つの仕事である中部ウェルフェアサポート協同組合の仕事として、昨年12月に訪れたミャンマーの渡航記録第2弾です。
(第1弾はこちら → https://note.com/19720622/n/n894ec70edc97

2022.12.13 DAY2

▽時間が止まっていたかのような錯覚


05:00に起床し洗顔などを済ませ、装備されていたポットで水を沸かしインスタントコーヒーを淹れる(日本製のメーカーではなかったがお湯が沸くのはとても速かった)。

まだ外は暗いものの、6:00になると空も明るみはじめたので、ホテル周辺を散策することにしたのだが、携帯が使えないためあまり複雑に歩くと自分の居場所を見失う恐れがあったので、いくつかの路地を数本直角に曲がる程度にとどめ、大通り沿いと数本の路地を歩くことにした。

早朝のヤンゴン市内


街中のあちこちで野良犬が当然のように歩いたり、寝そべったりしているそばで、人間たちもまた、簡易な屋台で朝食やらを済ませている風景を見ながら感じたのは、5年前から街中の雰囲気が変わっていないこと。通り沿いのドブにはゴミが捨てられ、多少の悪臭を放っている。道路は車道と歩道の区別がないため、やはり日本の感覚で歩くと少し危険な感じがする。
いや、私は大人だから良いが、子供だったら当然危険である。トランジットしたハノイで食べたフォーの値段は約12ドル。日本円にして1,656円(138円換算)もしたベトナムと比べると、ミャンマーの発展は明らかに止まってしまったという印象を受けずにはいられなかった。

▽国の事情、個人の事情


2日目、先に現地入りした当会理事長と合流し、今回一番の目的先である送り出し機関の学校を見学へ。迎えには軍関係の学校で医師免許を取得した経歴を持ち、いまは実業家として送り出し機関だけでなく不動産などいくつもの事業を手掛けているミャンマー人の男性が直接ハンドルを握り、市内の代表的な3校を案内して廻ってくれた。


私の表現があまりに稚拙で読者に誤解を与えることを避けるため、道中に交わされた会話などはここでは記録しないことにするが、国の事情が人々に与える影響ということを、ここでもつくづく考えされられる会話があったことは留めておきたい。
当男性には日本で一度会っていて、正直このときはあまり良い印象を受けてはいなかったのだが、このときの自分の印象に紐づいた考えが浅はかであったことは確かであり、私などが思う以上に、当地に暮らす人たちは国の事を、自分たちの未来のことを真剣に考えているということが身につまされ、返すがえすも自分の考えを恥じた。


夕方、宿泊先のホテルまで送ってもらい本日のスケジュールは全て終了。夕食はホテルの近くにあった韓国人が経営している韓国料理のお店で食事をしたあと宿に戻り、やや重たい気持ちの整理がつかないまま、週明けに〆切がある仕事などを片付けて就寝することにした。


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