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都内某所で入手したPDトリガーケーブルが良かった件 〜個人的に保証・おすすめしません。入手は自己判断で(笑)〜

最近、コロナ禍の中、中国 深圳に行けず面白いアイテムを見たり、手入したりができなくなっていまっていますが、この世の中にはそんな地から普通のお店では売っていないアイテムを販売してくれている店舗があります。

今回は、秋葉原の東京ラジオデパート一階にある「Shigez◯ne」さんで入手した「PDトリガーゲーブル」をご紹介します。

なお、当然ながらこの記事に書かれている事は自己責任での範疇ですので、おすすめもしませんし、保証もしません。あくまでも皆様入手される際は「自己責任」「自己判断」でお願いします。

ACアダプタを小さくしたい。でも・・・

私はFMV-LIFEBOOOK U939X/Aという富士通製のPCを使っています。
純正のACアダプタは19Vの出力ができるものになっています。
が、少し大きいんですよね。特に最近USB-Cについては、高電圧、高出力に対応していて、且つ小型のものが多く登場しています。

そこで私の場合、小型USB-C充電器と高出力対応TypeCケーブルを使い、PCへ電源供給をするようにしていました。出張などを考えると汎用型充電器で一通り対応できる。というのは非常に魅力的で、パソコンも、iPadもiPhoneも全てUSB-Cで充電できる様にケーブルも揃えてあります。
実は、このLIFEBOOK U939X/AはUSB-C充電に対応しているんですね。
ただ、欠点もあります。

一つはパソコンのUSB-Cポートが1ポート減ってしまう事です。
LIFEBOOKにはUSB-Cが2ポートあるのですが、給電に1ポート使うと、デバイスは1台しか繋がらなくなります。モバイルモニターやUSB-C対応機器を接続できるのが同時に1台だけ、2ポートあるのに1台しか繋がらない訳です。

もう一つはケーブル長、長いUSB-CケーブルでPD対応は中々入手が難しいのに加え、
それなりのお値段になってしまいます。

そこで、その解決策として登場するのが、「PDトリガーケーブル」です。

PDトリガーケーブルって何?

USB-Cタイプの充電器は、実は相手の機器に合わせ電圧が変化する様になっています。一般的なUSBの電圧は5Vですが、PDの場合は5Vに加え、9V、15V、20Vの出力ができます。この電圧が変化できる機能を活かし、特定の電圧で出力できるよう、ケーブル側で制御をする。その先の端子を一般的な充電器と同じコネクタにしたものが「PDトリガーケーブル」になります。つまり汎用USB-C充電器を使い、PCへの電源供給をできる様にする「特殊ケーブル」です。

私の場合は20Vで固定できる3mのPDトリガーケーブルを購入しました。購入時の価格は1400円です。

今回購入したPDトリガーケーブル20V 3m

このケーブルは片側がUSB-C端子、反対側がACアダプタなどに使われている電源コネクタです。

つまり、USB-Cの充電器を使いつつ、パソコンの電源入力端子にそのまま給電できる
のです。
出力も最高100Wまで対応していますので、ある程度の高性能パソコンにまで給電することができます。

USB-CからACアダプタ端子へ

購入したPDトリガーケーブルですが、電源端子側は純正の端子形状と同じでした。プラス・マイナスは一時期からこの手のACアダプタ端子は中央がプラス、周囲がマイナスに統一されたので問題ありませんでした。

ただ、富士通パソコンFMVは19V電源ですので、20Vだと+1V電圧が高いです。
ハード設計時のマージンを考えると+1V=5%程度増加ですので問題はない(通常マージンを設けていることが多いため、自己判断)と個人的に判断しましたが、気になる方は購入はしないでください。

PDトリガーケーブルの端子(左)と純正ACアダプタの端子(右)

このケーブルのおかげで、テーブルタップまでの距離が遠い講演会場などでも使える電源が最小サイズで実現することができました。

手持ちのRAV POWERの65WアダプタでもPCへ充電されることも確認出来ました。
この組み合わせのおかげでUSB-C給電で使っていた端子が空きましたので、USB-C機器を2台まで同時で使える様になりました。

RAV POWERとPDトリガーケーブルの組み合わせ。純正よりかなり小さくなる

最後に繰り返しになりますが、このケーブルを入手して該当するPCへ給電できることを保証するわけではないですし、おススメもしません。皆様自己責任・自己判断ででお願いします。また、トリガーの電圧違いや長さ違いもありますから、気になる方は一度確認してみてください。

マニアックなケーブルですが、はまる人にはハマるアイテムです。
こういうアイテムが出てくるのが中国の面白いところですよね。

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