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モバイルワークのススメ

皆様、テレワークしていますか?

テレワークを体験した事がある人は少し考えてみた事があるであろう「モバイル環境」について今回は語ります。

私のノマドワーク歴は意外と長く、もうすでに20年を超えています。

当時は重いノートPCにPHSモジュールとガラケー、それに付随する重装備をかばんに詰めてあちこち移動しながら仕事をしていました。
通信も遅く会社へのアクセスもできる事が限られていましたのでノマドワークと言ってもメールチェックと電話でのやりとり位なものでした。あとは膨大な紙資料を持ち歩いてました。足りない資料は当然物理オフィスにしかなく、その都度オフィスへ戻る。という感じでした。

そんな状況の中、移動中のバスや電車、公園やカフェなど隙間時間で処理するため色々な場所で仕事してきました。

そんな私でも感じます。
最近、本当に便利になりましたよね。

コワーキング&サテライトオフィスが充実

場所については本当にラクになりました。
テレワーク用の施設がかなり充実したからです。

その昔は電源の確保やネットワークの確保など、できる場所はほとんどなく、常にパソコンの電池残量を気にしながら仕事していました。ACアダプタも持ち歩くのですが、刺せる場所はほぼありませんでした。

それが今や、立ち寄って仕事ができる空間が主要駅そばにあり、なんなら駅構内におひとり様ブースがあったりします。私が勤めている富士通ではシェアオフィス数社と契約しており、予約して立ち寄って仕事、即移動する。なんて事が簡単にできるようなっています。
もはや片道1時間のオフィスまで通勤する。なんていう事も無くなり、仕事の内容に合わせて、場所や環境をチョイス出来る様になっています。

また、スタートアップやフリーランスの方でもライトプラン契約で時間利用出来る施設も、未契約でも時間貸しで使えますし、シェアオフィスの中には週末でも使えるところも複数あります。

いつでも必要に応じて仕事する。終わったら即移動。なんていう事も簡単に出来る様になりました。

「オフィスで自分の座席に座らないと仕事ではない。」と言われると20年前から「仕事していない」事になるかもしれませんが、きっちりとタスクやジョブはこなしているので「仕事してました」。

モバイル環境の充実

場所の都合もありますが、モバイルワークの場合、ツールが非常に重要です。どこでもオフィスと変わらない環境を実現しつつもオフィス以上の仕事をこなす。そのためにモバイル環境は一番拘っています。また20年もノマドワークをやっていると「荷物の小規模化」などもかなり進みました。重い荷物を持ち歩くとストレスになります。必要なものを揃えつつ小型化を進め、また必要なものを買う。というサイクルを20年間こなした結果ほぼ自分にとってストレスの無い環境に仕上がりました。

では、私のモバイルオフィスを紹介していきましょう。

モバイルオフィスはオフィスワークを全て実行出来るようにする

モバイルオフィスは移動しながらもオフィスワーカーと言われる方々以上に対応が出来ないと意味がありません。
そんな私が普段常用している環境は以下の通りです。

本体デバイス
富士通 FMV-lifebook U939X/A
apple iPhone11 ProMax+Apple watch5
apple iPad Pro 12.9 3rd

以上3セットです。
このセットでオフィスワークは完璧です。

iPhone11pro maxは移動時の処理に使っています。
メール、会議、会話、情報共有(書庫利用)、電話、名刺管理、予定管理、プレゼン、雑談…オフィス内のことは一通り出来ます。
ちなみに私が所属している富士通ではMicrosoft365を利用できるようになっていますので、モバイルオフィス機能が全て揃っています。

しかも、Apple watch5がいい仕事してくれます。

予定の前にリマインドしてくれるし、連絡の着信も教えてくれる。リアルタイムに情報を教えてくれる秘書の様な存在です。その秘書からの連絡を受けて移動中対応するのが、iPhoneです。

打合せの事前案内もしてくれる秘書さん


このような環境ですから「松本さんはすぐに返事が来る」なんて事を言われます。多分、オフィスでパソコンのみを使っている人よりも早く対応しますし、相談の応答などもほぼリアルタイムです。

モバイルワークしている方がオフィスでワークしている人よりも対応力が高い。なんて時代になってきています。

一方、オフィスワークにこだわる方から「大きい画面でないと効率落ちるよね」という指摘がよくあります。そこをカバーしているのがiPadProです。

iPhoneでできることと同じ事ができます。
同じサービスにアクセスできるように設定してあります。

私のiPadProには純正のカバーキーボードも付けてあります。

ですから少し環境が開ける場所さえあれば瞬時にパソコン並みな処理が行えるのです。
しかもロック解除や立ち上げ時間が非常に早いですから「この隙間時間ではパソコン開いて作業している暇はない。」という瞬間でも機動力を発揮できます。

また、モバイルルーター様のSIMを入れてありますから回線を別に気にしなくても良いですし、他の端末からの通信はiPadProを通して行えます。

飛行機の中、新幹線の中、バスの中、移動中に急に処理が必要になった場合とあらゆるシーンで活用できます。

ただ、iPhoneもiPadも苦手な事があります。
クリエイティブな作業です。

写真や動画の加工、パワポ作成、ハイセキュアなシステムへのアクセスなど、LIFEBOOK U939X/Aを使います。

とはいえ、オフィスだと画面を大きくするためにディスプレイとか繋がるじゃないですか。モバイルだとどうしても画面が狭くて移行できないです。と仰る方もおられます。
そんな時に活躍するのがiPadPROです。
実はtype cケーブルで接続することでサブディスプレイにできるのです。
13.3インチのパソコン画面と12.9インチのセカンドディスプレイの2画面構成に早変わりです。

これであれば画面を広く使う必要があるクリエイティブ作業も安心して行えます。

この3セット構成になった事でオフィス以上の環境で仕事が出来る様になりましたし、800g未満のパソコン、700g未満のiPad、250g未満のiPhoneと合わせても2Kg行かない重量でモバイルオフィスが実現できるのです。
厚みもパソコンとiPadで3cm未満ですからちょっと大きめのパソコン持ち歩いているのと変わりません。

モバイル機器の小型化、軽量化により本当にどこでも働けるようになりました。

ちなみに、私の機材はパソコン本体とiPhone以外は全てBYODです。
富士通の環境では登録すれば自分の私物環境も活用できます。
「個人で仕事用の機材を買うなんて」と言われる方もおられますが、「自分の好みの環境で効率を上げて仕事できるならこの投資は安いもの」と思っています。

本体以外の持ち物は?

本体以外に何を持っているのか。というと以下の通りです。

・USB充電器100W(USB-C PD×2、USB-A1×2)
・USB充電器18W+18W(USB-C PD、USB-A×3)
・USB-C PDケーブル×2
・USB-Lightningケーブル
・AppleWatch充電ケーブル
・ELECOMマウス
この装備なら電源もシンプルに供給できます。充電も立ち寄り場所各所で行えます。
ちなみにこの辺りの機材も個人的に調達してます。

この2台で電源供給〜充電までカバー

インフラが整う中、モバイルワークしない理由がない

技術が進む現在、オフィスという物理インフラ以上の環境がどこでも利用できる世界になっています。さらにはサッと使って次の処理へ。なんてこともできるようになりました。モバイルワークは何も外で仕事する人だけのものではありません。家の中でもありとあらゆる状況、場所で仕事ができる万能な環境なのです。料理をしながら、子供の面倒を見ながら、洗濯をしながら、介護をしながら・・・さまざまなことが並列でできることで今後の生活スタイルも大きく変わるのではないでしょうか?

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