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どこよりも早い⁉ 2020年シーズン東京ヴェルディの新加入選手紹介

はじめに

 オフシーズン企画第1弾として19年シーズンを勝手に振り返った投稿から2か月が空いてしまった。その期間にJ1では横浜F・マリノスが優勝を果たし、松本と磐田が降格、J2との入れ替え戦で湘南が残留を果たし、J3から北九州と群馬がJ2昇格を果たし、20年シーズンのJ2の参加クラブが確定した。

 第2弾として19年シーズンの春先からの戦いを戦術や采配の観点から振り返ろうと思ったが・・・
 就任してから20数試合、見返しを含めると40回以上もフルタイム視聴したことである程度の解析出来た永井サッカーの規則性をここで書き起こしてしまったら他クラブにバレてしまう恐れあるため企画変更します。
(楽しみにしていた人がいたらゴメンナサイ)

題して、『2020年シーズン 東京ヴェルディの新加入選手紹介』
超かっこいいユニフォームが発表された本日、ヴェルディサポーターも他クラブのサポーターの方々にも今季の新戦力の顔ぶれと特徴を簡単に紹介していこう。

19年-20年の移籍状況

 まずは19年-20年の移籍状況について。19年末までに契約更新も新加入もあまり発表されずに一体どうなっているんだと心配されたなか、退団選手を見ていくと守護神・上福元と中盤の戦術兵器だった梶川が揃って徳島へ移籍という衝撃が走る。その他にも、17・18年シーズンの主軸だった内田、爆走ドリブラー・ジャイルトンパライバや緑のフェライニ・李栄直など一芸に秀でた選手たちがチームを去り、サポーターのなかには怒りと不安が大爆発という人もいただろう。そんななか、山形から主力選手であった井出、磐田からJ屈指のストライカー・大久保を獲得して周囲を驚かせる。そして8年ぶりに古巣へ復帰を果たす高橋祥平の加入と熱いニュースが飛び込んできた。
 1月20日時点では以下のとおりである。

19-20年ヴェルディ移籍

では各選手の特徴、期待のコメントをしていこう!

新加入選手紹介

マテウス・ヴィドット (←フィゲイレンセFC)
 公式インスタをフォローしたことからサポーターの間では一気に加入の噂が広まり、Facebookには発表前の練習参加時も顔が載り、ガッツリとネタバレしたU23ブラジル代表経験あるGK。上福元に代わる新守護神としての活躍が期待される。キャリア通して実践経験の少なさが気になるがポテンシャルの高さは折り紙つき、大化けすることを願う。

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高橋祥平 (←磐田 期限付き移籍)
 林陵平、河野広貴とここ数年続いている『経営難で手放さざるを得なかったアカデミー出身選手』が8年ぶりの帰還!!!これだけで古参のサポーターは胸が熱くなるものがあるだろう。若くしてデビューしてその後はいくつかのクラブを渡り歩いてきたもののまだ28歳。J1で培ってきた経験は最終ラインの要として昇格のキーマンの大きな期待がかかる。まだまだこの年齢からも活躍は出来ると信じている。

福村貴幸 (←鳥取)
 J3でアシスト連発した個人昇格を果たすことになった左SB。京都時代にもその左足からパスで活躍を果たしてJ1へステップアップしたこともある実力者。奈良輪のバックアップという立ち位置では無くて、レギュラー奪取へ真っ向勝負を挑む。

馬場晴也 (←東京Vユース)
 世代別代表にも選出される将来有望なCB。ゆくゆくはJ1でプレーすることは間違いないと言っても過言ではない逸材。ただ跳ね返すだけでは無くて足元の技術もあり、リベロと呼ばれる中盤の底での起用も考えられる。まずは昨年負傷した怪我を完治させることからか。

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井出遥也 (←山形)
 モンテディオ山形の10番が永井監督のサッカーに魅せられてまさかの加入。中盤のゲームメーカーとして活躍した千葉時代のような輝きを再び放つことが出来るのか。フロントボランチやフリーマン、ワイドアタッカーと前線のあらゆるポジションでのプレーが期待される。

藤田譲瑠チマ (←東京Vユース)
 2種登録ながら19年シーズンも4試合に出場。最終戦の岐阜戦では先発出場も果たしたU17W杯 日本代表。ポジショニングの良さでセカンドボールの回収、中盤でのボールの散らしとそのサッカーセンスを片鱗を魅せた。持ち前のサッカー脳の高さに加えてフィジカル面を強化していけばリベロとしての即戦力の活躍もあり得る。

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石浦大雅 (←東京Vユース)
 左利きの森田晃樹とも言える中盤のテクニシャン。同じく19年シーズンは2種登録ながら最終戦の岐阜戦でプロデビューを飾った。ユース時代の恩師・永井サッカーのことを熟知しておりフロントボランチとしての役割をそのデビュー戦のわずかな時間だけでも十分に証明した。スタメン出場も早い段階で回ってくる可能性も大いにある。

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松橋優安 (←東京Vユース)
 高校最終学年となる3年生では怪我もあり満足のいくパフォーマンスを見せることが出来なかったヴェルディユースの10番。ユース時代から馴染みあるサッカーだけに戦術理解度の高さを活かしてワイドストライカーでの活躍が期待される。

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阿野真拓 (←東京Vユース)
 小柄なレフティでドリブルからのシュートが得意ということもあり緑のメッシと評される新高校2年生は飛び級でのトップ昇格。2年も早く昇格させるからにはトップでじっくりと育成しますよではなくて戦力として見ているという表れ。ヴェルディ小山支部出身というところも大事。

大久保嘉人 (←磐田)
 国見高校の大先輩・永井秀樹を男にするべきサッカー人生をかけてJ2へやってきた説明不要のJ1リーグ最多得点記録保持者。昇格には10得点10アシストではなくて、20得点20アシストくらいの活躍が求められる。

開幕まであと1か月あまり。
では、次のオフシーズン企画で会いましょう!!