娘と旅行できる幸せ#ブレーメン編
ロマンチック街道巡りは一時休止。娘の願いで(ま、全部そうなんだが)、ブレーメンに向かう。
最後に高得点
ミュンヘンのホテル、実は色々ビミョーで。
2日とも朝早いからランチボックス頼むね!と言ってたのに初日は準備しておらず、出発間際に慌てて適当に詰めて出かけた。バスローブはフロントに言わないと貸し出しがないので、そう伝えたら、bathrobeが通じず!「わかった。じゃあ、ホテルのサービス案内、部屋から持ってくるから確認してくれ」と言って、書いてある場所を示したら、ようやく納得。帰りに領収書もらったら、なぜか宛名が「Mr.Lee」。まあ、アジア人はみんな同じに見えるみたいだからいいけど。
でも、起死回生。今日のランチボックスは充実していた。早朝6時ごろに頼んだにもかかわらず、違う種類のサンドイッチ2つ、りんご丸ごと(これ、ヨーロッパの他の国でも毎回入ってる)、スイーツ、水。Mr.Leeも満足。
飛行機は遅れるのがデフォルト
空港までの電車から、ちょうど日の出が見えたあ!ランチボックスも美味しかったし、いい日の予感(^^)
どうやら一番遠い搭乗口だったらしく、登場時間の1時間前に着いたのに、一番遠くまで歩いた後さらに電車移動で、結局ギリギリ。良かった〜と一安心して待ってんだけど、一向に搭乗案内がないまま、出発時間も過ぎてしまった。アナウンスなんてもちろんない。
でも、周りの乗客は誰もなんの問い合わせもせず、落ち着いたもの。娘が航空会社のサイトを調べたら、なんと「出発済」!え?まぢ?俺たち違う搭乗口に来てる?だから、みんな落ち着いてた?
慌てて係りの人に聞くと、「2分待って」の一言のみ。どうやら正しいところにいるらしいが、なんとも塩対応な人たち。日本だったら詰め寄る人がいて大変だろうけど、みんな慣れたもんです。
ようやく乗れたけど、今度は「上空の天気悪いから30分くらい待っててくれる?」とアナウンス。結局、1時間遅れで出発。まあ、いい方かな。
さらに親子を引き裂く非常口事態が!
1時間のフライトだけど、足元広い方がいいので、非常口横の座席を予約した。座ってヤレヤレと思っていたら、FAの人が来て、非常口の説明を始めた。娘がキョトンとしていたので、通訳していたら、「あなた、英語わからないなら席変わってくれる?」と言われ、娘は強制排除。どこか、遠くに連れていかれた。どこにいるか目視はできたけど。
可愛い街並みとほっとする雰囲気
ブレーメン中心部は空港から路面電車でわずか15分くらい。降りたら周りはすでにメルヘンの世界。可愛らしい街並みがそこここに。ブレーメンの音楽隊の世界観に合わせてから、童話的でほっとする雰囲気の街だった。道を聞いてもみんな優しく教えてくれる。
「ブレーメンの音楽隊の銅像の足に触ってみて!触りながら願い事をすると叶うのよ。だから、そこだけピカピカになってるわ」
(これ、よくある外国人の年配のおばさんの吹き替えの感じでイメージしてみてください)
懲りずにローカルフードに手を出す
肉祭りに辟易してるはずなんだけど、新しい街に来ると、やっぱりその土地のものを試してみたい。そこで入った郷土料理の店。運悪く団体客と同じタイミングでの入店になり、まあうるさい事!あまりにもうるさいので、席を代わってもらったけど、それでもうるさい。娘が大丈夫というので、そのままいたけれど…。
料理はコンビーフとマッシュポテトを混ぜたやつと穀物と挽肉を混ぜて揚げたやつ。名前、全然覚えられないので、写真で察して欲しい。例によってお腹いっぱいだけど、美味しゅうございました。
デモでも平和な感じ
ランチを終えて外に出ると、なにやらものすごい数の人たちが集まり凄いことになっていた。いろんなプラカードを手に持って、子供も大人もなにかいいながら歩いている。ドイツ語だからなんのこっちゃなので、近くにいた一番可愛い子に聞いてみた。
「地球環境を守るために、デモをしてるんです。CO2の影響で温暖化が進んだり、未来を託す子供たちの環境が危険な状態になっているから、なんとかしないといけないと考えています。」
うーん、ただの可愛こちゃんではなかった。
フランクフルトでフランクフルト、ではなく…
ブレーメンから電車で約4時間。フランクフルトへ。なぜか、ほぼ満席。ちゃんと定刻より遅れること15分で到着。
フランクフルトは都会だった。川沿いのホテルにチェックイン。やばい、もう、♫リバーサイドホテル♫がリフレインしている。
ほおぉてぇるぅはりぃばあぁさあぃ
かぁわぞいりぃばあぁさあぃ
ディナーはトルコ料理屋。トルコピザとなんか分からんファラヘルのトマトソースがけ。ピザはうまかったねー。
ところが!アルコール置いてない。ぜぇったい、ビールが進む味なのに!
ビールなしのドイツの夜なんてありえないので、ちょっと食べたら後は娘に託し、ビールを買いに行く。
ところが!スーパーはもう閉まっていたので、空いてるコンビニに行けどもいけども、全てcash only。え、フランクフルトは現金文化?もう、ムリ。今すぐビール飲まないと…駅まで戻ったら流石に使えた!
ところが!よし!と思ってレジに進んだものの、ドイツ語全然わからないのと、もうアルコール切れて錯乱状態のため、ありえない行動を取ってしまった…
「それ、ノンアルコールビールですよ?」
あ"〜。
そして、夜は、更けてゆく。
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