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「うっせぇわ」について記事をかいた筆者が犯している、致命的な「勘違い」

「うっせぇわ」を聞いた30代以上が犯している、致命的な「勘違い」 @gendai_biz https://gendai.ismedia.jp/articles/-/80819 #現代ビジネス

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全体的にツッコミどころ満載なのですが、「筆者の主観」ということであれば言論の自由で許される範囲と判断し、この場ではスルーします。

問題は画像のマーカー部です。

対して、現在の日本の10代(10〜19歳)の人口は約1100万人。日本の総人口(約1億3000万人)に占める割合は8%程度ということになる。セクシュアル・マイノリティの割合と同じくらいなのである。

これを踏まええて2020年の人口ピラミッドを見てみましょう。

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正確に数えていませんが、ぱっと見

40〜49歳
60〜69歳
70〜79歳

ここら辺は多いですね。
そして実際「年少人口」が少ないのも事実です。
が、「1割程度のマイノリティ」「LGBTと大体同じ数」という理屈で言ってしまうと、上記の数が多い世代以外のほとんどがマイノリティという事になってしまいます。

マイノリティとは?

【マイノリティの用法】
社会におけるマイノリティは「少数民族」を指す語でもある。いわゆるLGBTやLGBTIは「セクシャルマイノリティ」(性的少数者)呼ぶことがある。いずれも「大多数の人とは異なる性質を備えた人々」という意味を含み、マジョリティの存在との対比が前提されている。
社会的マイノリティは「弱者」の立場にある集団として位置づけられやすい。(少数派であってもマジョリティより不利な境遇へ追いやられているわけではない人々はマイノリティとは呼ばれにくい)。マジョリティから見れば(相対的に)異質であり異端と捉えられる、そのため差別、迫害、あるいは日常生活を送る上での不平等などが生じやすい。

若者、迫害されていますか?差別されていますか?
むしろおっさんおばさんの方が若者から迫害されてるのが現状であるように思います。
最近ではLGBTやフェミニストも「弱者であることを盾にマジョリティを不当に貶め迫害する」というシーンをよく見かけます。
他世代とのコミュニケーションは拒否するみたいな書き方してる部分もありますし、むしろ若者の方が力を持ったマジョリティではないか?とすら思ってしまいますね。

これが、筆者の致命的な「勘違い」ではないでしょうか。

筆者の思い上がり


けれども筆者にはどうしても、Adoやsyudouが思い上がっているようにはまったく感じられなかった。

えぇ、そうかもしれませんね。
思い上がっているのは恥ずかしげもなくこんな記事を書いてしまうあなたですから。

名曲に便乗し、若者の代表者面をし、堂々とこんな記事をさらしてしまう。
これを思い上がりと呼ばず何と呼ぶのか。
どこにでも虎の威を借る狐とやらはいるものですね。

私も「過去の名曲のオマージュ、パロディだ」と言ってしまうおっさんおばさんも「恥を知らないのですか?」と個人的に思ってしまいますが、言って良いとすればそこまでです。
勝手にLGBTを巻き込まないでいただきたいと、当事者の1人としては思います。

(というかこんな人間が東大で講義してるって、東大は大丈夫なのでしょうか?)

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