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映画の感想

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映画とかドラマの感想とか。
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2022年12月の記事一覧

「ブレットトレイン」(2022)

ことしは「RRR」始めご機嫌なエンターテインメント映画がありましたがこれもその一作。ブラピ演じるこ(セラピー通いの)殺し屋の任務はシンカンセンの車内からブリーフケースを盗んで降りるだけ。でも事態は急展開に。 おバカアクションの名作だと思います。 「日本に関してすべて間違ってる」はこの映画の最大の褒め言葉です。秋葉原はリアルだけど、この線路は中央総武線なので新幹線は走らない。 唯一リアリズムが評価された米原駅。 真田広之のケレン味たっぷりの演技が素敵です。

「キネマの神様」(2022)

山田洋次監督作品。 映画への愛をテーマにした作品はいろいろあって、大好きな「ニュー・シネマ・パラダイス」や本邦なら「今夜、ロマンス劇場で」とかあります。この映画もその流れですが、ううんなんというか「古い日本映画」の残念な感じがどうしても。序盤の貧乏臭さで15分で脱落しそうでした。この映画の救いであり星は過去シーンの永野芽郁。個人的には彼女がこの映画のすべてです。

「舞いあがれ!」(2022)

この12月でちょうど半分まで。 連ドラは、「強い自分をもつヒロインが逆境や強敵にもめげずに成長していく」パターンが多いと思う。「半分、青い」も「カムカムエヴリバディ」もそう。(萌音ちゃん演じるカムカムの安子は時代と不運に敗北してしまうけれど) でもこのドラマの福原遥演じる舞ちゃんは少し違って、戦う障害は他人や時代ではなく自分自身の中にあって、それは幼い頃熱を出して寝込むシーンや、今回のソロフライトとその後の天候アクシデントのシーンに表れている。一見「敵」に見えた鬼教官や意地悪

「ひつじのショーン クリスマスの大冒険」(2022)

「ひつじのショーン」の新作ミニムービー。相変わらず楽しい。

「RRR」(2022)

人生初のインド映画。コドモが激推ししてたのと評判良さげなので観てみました。 控えめに言って、超サイコーの映画でした。 1920年、解放闘争時代のインド。英国人に攫われた妹を取り返すために立ち上がる兄と、忠誠なインド人スーパー警察官。アクション、ストーリー、そしてなんといってもダンス!