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映画の感想

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映画とかドラマの感想とか。
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2021年3月の記事一覧

「騙し絵の牙」

あー面白かった。一言で言うと「ザ・大泉洋」かも。大手出版社の内部争いを舞台にしてるようでいて、テーマはも少し大きい。本への愛もきちんと描かれてる。 松岡茉優よい。小林聡美、佐藤浩一、國村隼、リリー・フランキーといったクセモノががっちり脇を固めてる。 池田エライザもステキ。

「トムとジェリー」

楽しい! ディズニーもジブリももちろんステキだけど、アニメーションと言えばやっぱりこのふたり。 オープニングでセントラルパークでトムがピアノを弾くシーンはアカデミー賞も取った名作「ピアノコンサート」のリフレインでしょうか。 トムの天敵、プルドッグのスパイクや、野良猫ブッチも出演。

「あのこは貴族」

門脇麦はいいぞー。 これは良作だとおもう。 結婚相手を探す松濤の開業医の娘華子(門脇麦)と、地方出身で学費が払えず慶應を中退した美紀(水原希子)。交わるはずも無い2人だけど.. 「階級社会」がテーマなんだけどそれを糾弾する類の作品ではないです。2人のいる世界は実は少し、似てもいる。 水原希子はちょっと苦手だったんですがなかなかいいね。

「アズミハルコは行方不明」

蒼井優と高畑充希。"大好物"の女優さんふたりなのでこれは見逃すわけには行かない。 地味なOLの蒼井優「アズミハルコ」と、いまどきのキャバ嬢ギャルの高畑充希。まったく接点もなく流れていくふたりのストーリー。 地味な映画でカタルシスみたいなものは皆無、ですが結構好きかも。蒼井優と高畑充希が相まみえるのはラストのシークエンスだけなのですが、現場では火花が散ったと思う。間違いない。

「メグレ警視」

大英帝国が誇る「変なおじさん」こと「Mr.ビーン」で有名なローワン・アトキンソン。本作では超ダンディなメグレ警視。全体の雰囲気もすてきで、ジョルジュ・シムノンの小説を読みながら想像してたパリの街が目の前に。