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映画の感想

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映画とかドラマの感想とか。
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2020年9月の記事一覧

「動脈列島」

「新幹線大爆破」と同じ1975年の映画。清水一行の原作を新書で当時読んでいたのでよく覚えています。「大爆破」はアクション映画ですが、こちらは当時の新幹線騒音問題を背景にした社会派の風味もあります。犯人が仕掛ける新幹線への妨害工作も、今見ても技術的リアリティーがあってなかなか。 犯人の近藤正臣と警察の田宮二郎の対決。

「海底軍艦」

1963年の円谷映画。楽しい。 キーマンの元海軍少将は、僕らには時かけの「深町くんのお爺ちゃん」上原謙。謎のムウ帝国工作員は円谷映画ではおなじみの平田昭彦。

「ガス人間第一号」

タイトルはやっすい特撮映画みたいだけど、なかなかよいSFドラマ。 八千草薫がうつくしい。

「ぶあいそうな手紙」

いい映画を観ました。 視力を失いつつある一人暮らしの78歳のお爺ちゃん。ふとしたきっかけでなにやら訳ありの23歳の女の子に手紙の代読を頼むことに。 細やかなユーモアが散りばめられた、優しくて切ない一作。