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今は無き、地元に10年前に出来たイタリアンのお店に、開店第一号客で行った話

こんばんは。今日もお疲れ様です。

Googleフォトが10年前に撮影した画像を表示してくる件、鮨、沖縄料理に続いて、待望のイタリアンが表示されました。

今晩は、そのご紹介を致します。

渋谷の学バス(渋谷駅東口から、青山学院大学高等部、実践女子、国学院等を経由して、日赤産院に向かうバス)の終点を降りて、卒業した高校まで歩いて行く途中の道に、卒業後オープンしたDaNoi(ダノイ)西麻布が地元・八王子に進出すると、ぐるなびの食日記を通じて知り合ったアラポニア・アラポンさんが、偶然ネットで見つけてくれました。

2010年8月1日にオープンし、家族で行こうと声がけしました。

でも、受験勉強中の上の息子は長時間におよぶことを察してか、パス。
下の息子は、のぞえが外出中にパソコン専有したいようで、これもパス。

で、家内と二人きりで行って参りました。

当時は八王子バイパスがちょうど無料実験中でしたので、私の家からだと
高速道路経由でも無料で行けますた。

オープンが11:30からと聞いていたので、11時過ぎに家を出たのですが、道が空いてて15分で到着しちゃいました。

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開店10分前に駐車場に到着したのですが、なんと小野シェフが開店前の点検をなさってらっしゃるじゃあ、ありませんか。

のぞえは実は顔を知られてないので、RAV4を降りた途端に「ご予約のお客様ですか?」といきなり聞かれてしまいました。

しまった。

別に慌てる必要はなかったのですが、いきなりの展開にごにょごにょ言い訳こいてしまったf(^o^;;
実は、開店時間とか住所を確認するために、西麻布の方に電話して、しっかり確認してたのですが、そんなこと言ったら初対面で変な人と思われたら困りますし。
でも、幸い予約で満席ではなかったようで、無事入れてもらえました。

当時のお店のトップページに、「美術館のように美しく、お城のようにロマンチックな、愛と希望があふれる、誰もが恋に落ちるリストランテ」と説明がありましたが、そんな感じですよ。

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受付にスーツ姿の女性が2名も居て、またも「ご予約ですか?」と聞かれます。

今度は「いいえ違います。」と堂々と答えました。

控えの間でお待ちください、と言われて、こちらに通されます。

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そもそも、控えの間があるレストランに行った記憶がこれまでありませんw

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凄いね−豪華だね−と家内と話してたら、「野副さ〜ん」と向こうからいきなり小野シェフの奥様真理さんが走ってきて、いきなり面が割れます。

真理さんとは、この一年前に西麻布ダノイでオフ会を実施して以来ですが、元気そうで安心しますた。

小野シェフとも名刺交換させて頂き、家内を紹介しますた。

真理さんに先導してもらい、一番奥の席に案内されます。

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やぁ八王子丘陵が、いい感じですよね。

真理さん曰く、のぞえは開店第一号のお客だったそうですよ。

開店お祝いに、シャンパンをポ〜ンとあけたいところですが、あいにく本日運転手でございます。

おいしいお水を。

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開店日のランチメニューは2種類ありまして、Pranzo Aが3,675円、Pranzo Bが5,460円でした。

メニューには記載なかったと思いますが、これは税込みの値段で、これにサービス料10%が加算されまする。

Pranzo Bは、Pranzo Aのメニューに加えて、その日の鮮魚と地産野菜をその日のスタイルで調理してくれるメインが一品加わります。

鮮魚の料理はPranzo Aでもセレクトできるので、Pranzo Aではちょっと小ぶりな感じに出してくれるかと。

そうすると、のぞえとのぞえ家内の胃袋の大きさでは、自動的にPranzo A、ということになります。

では、お料理の数々を、どぞ。

まずはグリッシーニを頂きます。

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突きだしのオリーヴ。

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フォカッチャと、全粒粉のパン。

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前菜は、3種類から選べるのですが、ダノイ名物と言われるこちらにしました。

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季節の野菜と白インゲン豆の煮込みスープでする。

ウズラ卵のポーチドエッグと揚げパンチェッタが添えられてまして、ウズラ卵をくずして頂きます。

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パスタも3種類から選べます。

私が選んだのは、季節の地産野菜とアンチョビのフェデリーニをアーリオオーリオソースで

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いやぁ、これは美味しそうですねぇ。

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いい気になって撮影してたら、家内に横取りされてしまいました。(爆

なので、のぞえは家内の食べかけの、小柱のバジルクリームソースとトマトを練り込んだニョッキを頂きます。

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もちろん、ニョッキも十二分に美味しかったですよ。

ダノイさんのようなきちんとしたレストランで、お皿の交換って本当はしたくないんですけどね。(苦笑


メインも凄いですよ。

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白金豚とオリーブのトマト煮込み、地産野菜のリゾット添えですと。

トマト煮込みを、豚肉で作るなんて、のぞえには想像つきませんね。

固くなってしまうじゃん。

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おまけに、グリーンオリーヴが、清涼感溢れる一服のように、味を引き締めてくれまする。 

リゾットも激美味でございますた。

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さすが小野シェフ。


そしてさらにビックリしたのは、「ドルチェは2階でご用意致します。」と言われ、階上に案内されたのです。

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天井にも採光窓があり、素敵です。

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右側のカウンターの中で、パティシエさん達が忙しく働いております。

で、こちらを頂きます。

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コーヒーを頂いて、まったり。

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この日が全くの初日だったスタッフさんも居られたようで、途中真理さんが申し訳ない〜という顔付きで「大丈夫ですか?」と何度も席に来てくれました。

全くノープロブレムでする。

小野シェフの革新的なメニューが自分の地元で食べられるようになり、こんなに悦ばしい日は滅多にありません。

西麻布ダノイスタッフのKさんによると、事前周知はぐるなびでしか実施してなかったうですが、次々にお客さんが来店していました。

その日は、心から開店を祝福しました。

あいにく、現在は閉店してしまい、洋館スタジオになっております。

八王子では、こうしたハイソなお店の経営は、やはり難しいのでしょうか...。
残念です。

では、また明日。

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