8年前に、自らお見合いをプロデュースした話＜その２＞
こんばんは。今日もお疲れ様です。
8年前の2012年、自らお見合いをプロデュースして、トラブル続発のまま
一次会をどうにか切り抜け、二次会に向かうところまで、昨晩アップさせて
頂きました。
まだお読みでない方は、こちら。
二人をせかして清算し、お店を後にします。乗り込んだエレベーターの天井の照明は、新宿センタービルの53階では暖色系です。
地上に着くと、ブルーな色になるのです。二人は、気づいてなかったと思いますが。
もちろん、そんな余計なこと言って、冷静になられても困るｗので、二人
には告げませんでした。
「もう一軒行きますか？」に幸い二人とも二つ返事でしたので、新宿駅の
反対側、私の当時の食日記やFacebookのアルバムで皆様お馴染みのアノお店を目指します。
やってまいりましたのは＆ｋ(アンドケイ)。
恋に悩む若者達の駆け込み寺としても有名です。
・・・でした。
お店のファンとしては痛恨の極みですが、明後日、10月31日の土曜日を
以って閉店してしまうことになりました。
もう、お食事のメニューも順次終了しているそうなので、まだこのお店に
行ったことない方が今から行っても、全く意味がありません。
上記URLは、あくまでも、過去に訪問したことがある方が、記憶の確認の
ために見て頂くためのものです。
2012年10月の二次会の模様を、続けます。
Y君はおおっとテキーラを。
Gちゃんは可愛くカクテルを、のぞえは最初からウィスキーをロックで。
そして、トイレに立つフリをして、歌舞伎町の女帝(と、私が勝手に言ってるだけですがｗ) 兼 恋のキューピッド、吉田安奈店長にボソっと相談して
みます。
のぞえ「今迄お見合いだったんだけど、Gちゃんたら、『39歳で後がない』とか言っちゃったんですよ～」
安奈ちん「＆kのお仕置き道場に拘束してもいいっすか？」
さすが安奈ちんｄ(^-^。
その一言で状況を的確に把握してくれました(^o^。
今度、彼女だけ連れて、＆kで恋の集中講義だ(笑)
お通しは、つい先日まで冷製ビシソワーズスープでしたが、今月から暖かいポテトのスープに替りますた。
安奈ちんの味方を得れば、もう百万の軍勢を得たにも等しいです。
百戦闘って、また危うしからずや。
Gちゃん「のぞえさん、ここ来てからずっと静かですねぇ」
少し、周囲の空気を読んで欲しかったので、わざと黙ってたんです。
Gちゃん「そう言えば、今日ののぞえさんの恰好、爽やかですねぇ」
のぞえの恰好なんて、どーでもいいだろ！！！！！
自分の幸せを考えなさ～～～い！！！！！
ですが、Gちゃんもきっと、Gちゃんなりに、なんとか場を持たせようと
頑張っていたのでしょうね。
せっかく＆kに来たし、今日はハンガリーの国宝と言われるマンガリッツァ豚のグリルを頂きます。
バラしてしまうと、昼間、Gちゃんとずっとメールでやりとしてたのですが、「もし彼のこと気に入ったら、別れ際に抱きついてしまいなさい」と
たきつけていたのです。
「え～、間違えてのぞさんに抱きついてしまうかも」と冗談たたいてたのですが、まぁ、きっと無理でしょうね．．．。
そんな強引なサインを出していたのでした、のぞえ監督は。
しかし、こんなにGちゃんが本番に弱いとは、想定外でした。
しかし、この人達良く飲む(笑)。
ビールとワインボトル2本を2時間であけた挙句、二次会でも2杯目でする。
のぞえはウィスキーお代わり。ロイヤルロックネガーでしたね、今日の
茶色いお酒は。
今月(2012年10月)は、開店5周年記念で、メール購読者には素敵な特典が
(^-^。
3人で新宿駅に戻り、改札の前で解散です。
「抱きつけ！抱きつけ！」とのぞえは心の中で必死に叫んでいたのです！
男なんて、単純な生き物なんです！！
お見合いの前に、郵便局で小包出してて遅刻しようが、初対面の相手に、
いきなり政治の議論を吹っかけて勝ちに行こうとしようが、39歳で後がないとか自虐メタをわめこうが、必死に抱き着いて「あ、この人可愛いかも」って、誤解でもいいから思わせりゃぁ勝ちなんですよ！！
だがしかし、Gちゃんはメモ用紙に自分のメールアドレスを書いて渡し、
握手するのが精一杯。
もぅ～本番に弱いなぁ(泣。
いちおう女性らしく、今日の参加者に焼き菓子のお土産を用意してくれて
いました。
しかし、一日経っても、Y君からのメールは来なかったそうです(ToT。
彼女にメールしてみると、
「昨日はすみません。
素敵な方で私にもったいなく、胃が痛いです。
やっぱり申し訳ないので自分なりに婚活します。
いつかお詫びさせてくださいね。」
自分なりに婚活してて、進展ある訳ないだろう～～～～！！！！！
思った通り、安奈道場に入れて鍛え直さないと。
ダメ元で、彼の懐に放り込んでしまえ。ふっふっふ。
しかし、翌週Y君に会った時におそるおそる聞いてみたら、Gちゃんの方から
重た～い内容のメールが来たので、それっきりにしてしまったそうです。
あ～あ。(溜息
しかし、Gちゃんは一念発起したのか、その翌年には無事自力で婚活に成功し、彼女なりにしっかりとゴールインを決めてくれたのでした。
Y君の方は、その後私が議員秘書を辞めて以来まだ一度しか会ってませんが、まだゴールインしてないそうです。
なんてもったいない。
そんな、もったいない人にも、残念ながらそれほどもったいなくない人
にも、本当居心地のいい場所だったのですけどねぇ～。
吉田安奈店長、人の気持ちの機微をとことん知り尽くしているのは、
きっと、それまでの人生で、いろいろ辛酸を味わってきたのでしょう。
Facebookのトップページにしている、イタリア製のジュリエッタを駆使
して、お休みの日には釣り場まで出かけ、自分で釣ってきた魚をシェフに
捌いてもらって提供し、そのシェフが独立して後任を見つけるのが難しいとなると、自分で料理免許を取得して厨房に入ってしまう頑張り屋さんです。
新宿歌舞伎町の飲食店を、どこもかしこも同じ様な目に遭わせている
小池百合子都知事の責任は免れないもので、それはきっちり取ってもらわ
なければいけませんが、こうした個別の話にはいちいち関係はないですね。
それより、吉田安奈店長が、またその輝く笑顔で次のステップに進む日を、いつまでも待っているつもりでいます。
この方、誕生日が７月16日、つまり「なないろ」なんです。
七色、と云えば虹色ですね。
いつまでも、虹色姫であれ。
そう願っています。
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