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東日本大震災を忘れない(18)-慰安旅行で茨城へ。(1)

こんばんは。今日もお疲れ様です。

最初に、大震災で亡くなられた19,729名の方々に対し、心より哀悼の意を表するとともに、ご冥福をお祈りします。

そして、とうとう行方がわからないままにしてしまった5,229名の方々に、心からお詫び申し上げます。

(数字は、いずれも以下の今年3月10日現在の最新情報です。)

大震災から、9年と7か月が経過しました。

9年前の2011年6月、当時勤務していた国会議員事務所の横つながりで、私が属する親睦会の、慰安旅行に参加してまいりました。

ボランティア作業をしに行く訳ではありませんが、メンバーが若干重なっておりました。

「今年は慰安旅行どこへ行く」という話になって、「被災地視察にしよう」ということに幹事で決めてくれたそうです。
ボランティア活動ではなくても、少しでも被災地でお金を使うために。

土曜日なのに、平日と同じ時間に職場に向かいますw。

この日は、背広ではなく私服でしたけどね。

集合場所に10分前に着いたら私が一番乗りでした(笑)。

「仕事の日より早い」と皆さんぶつぶつ言いながら、それでもちゃんと集まって来ました。

この写真は途中の守谷SAで撮影したものですが、日の丸観光のサンディエゴ型観光バスw

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車のやや後方部にも、小さな出入口があるのが判りますでしょうか?

その出口を入ると、ミニバーがありまするw。

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豪華な設備でした〜。

観光客激減なんで、こんな豪華な設備が格安で借りれて嬉しい限りなのは、9年経ってコロナ禍に襲われた昨今とまるっきり同じです。

のぞえは初参加でしたが、おいおい、首都高速に乗る前にバス内でいきなりビールやらつまみが配られますww

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実は、朝の8時になっても飲み続けたことはありますが、朝の8時から飲み始めたのは、私の生涯でもお初でございましたし、いまだに二度目の経験がありませんwww。

で、幹事さんが山のようなボトルを持ち込みますwwww。

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ツイッターでもつぶやきましたが、ムートン・カデじゃ〜〜〜〜〜wwww
なんとメジャーな。

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ボルドーワインでも、当時抜きんでた新進気鋭のメーカーさんでした。
これの、一年前のボトルを房's銀座でその昔、ふじこさんご家族やゆうさん達と試飲しましたのですね。

バロン・フィリップ・ド・ロスチルド万歳って呟いてたら、スパークリングワインもあった。

おぃおぃ、こっち先に回してくれよ~と思いましたが、要は誰が何をどれだけ持ち込むか、誰も把握してないのでしたw。

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つか、そんなのイタリアンで気にするなよ、でずね。

しかし、私が感心したのは、せっせとお酒を回したお蔭で、朝の車内はとっても静かだったんです(笑)。

幹事さん、やるなぁ、と思いましたです。

でも、飲み過ぎて帰りに足腰立たなくなっちゃう人が出ないのかな、とはちょっと心配しましたw
まぁ、その時はその時ですww

ワイン飲んでるのに、バスガイドさんったら追加のおつまみはともかくとして、ビールをどんどん回してきます。。。

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後述しますが、アサヒもせっせと飲まなきゃね。

ワインに詳しい某議員先生から高級品の差し入れもあったのですが、のぞえがそっとガイドさんに耳打ちして

「あけちゃうと、一人に一杯行き渡らないし、もったいない」

ので丁重にお返ししました。

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と、当時は思ったのですが、Amazonで今見たら、キュヴェでも4,000円しなかったw

https://www.amazon.co.jp/s?k=cricova

しかし、参加するまで気付きませんでしたが、この慰安旅行で、初めて被災地に入る、という人も居たのでした。

それまで、同僚達が週末にどんどん行ってるのに、自分は、大勢の人が亡くなった場所には、とても怖くて入れない...。

今回、勇気を奮って参加してみた、という人が、少なからず居ました。

そんな人が、行動を起こすきっかけになったのは、とてもよかったと思いました。



そして、バスは最初の目的地、キリンビール取手工場に到着です。

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工場の入り口に、40年前に使ってたビール製造装置が。

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「ハクション大魔王が入ってる壺に似てる」って言ったら、若い人に理解してもらえかなった。。。w

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ちなみに、今年、リバイバル作品が作られたようです。


福島第一原発の原子炉も、ちょうど同じ頃から未だに使ってますが、あちらは当時まだ現役...使いすぎですよね。

キリンさん、いっぱい製品作ってますねぇ。

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一人、変な選手が混じってます...。

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ビール工場の見学開始です。

まずは、原材料のお勉強。

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さっきは他社製品を飲んでおりましたが、ホップをちぎって食べてみます。

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麦の種類について学びます。

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酵母で麦汁を発酵させてるところです。

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ビデオ上映のためにスクリーンが降りてきたら、酔っ払いちゃんがのぞえの撮影の邪魔をしてくれます。(笑)

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あ、既に皆、車内に居るときから泥酔状態ですので、仕方ありません。

工場のツアー担当のお姉さんも団体客の扱いには慣れてるようで、のぞえら酔っ払いどもをうまく誘導してくれます。

ここで、発酵前の麦汁の試飲です。

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おお、これは。

2011年のゴールデンウィークに、福島で車で立ち寄った円盤餃子のお店で飲んだノンアルコール飲料、ビアーテイスト飲料と同じですね。

後で学んだのですが、ノンアルコール飲料は一度発酵させて、それからアルコール分を生化学的に分離させているからあの味が出せているのだそうです。

なるほど〜。

さて、工程を一通り見学させて頂いて思ったのは、キリンさんは缶ビールの生産に注力してたので、幸い工場再開も早かった、ということ。

お話し聞いてみると、それなりのご苦労があったようです。

一方、アサヒの福島工場は、鮮度にこだわるため、瓶での出荷を福島から全国に出荷する体制を確立していたのが、響きました。

瓶詰め工程での大量のガラス瓶の破損で、生産ラインがずっと止まったままで、仕込みが再開したのが5月末でしたから。

6月になり、漸く瓶と缶の製造ラインが1本ずつ再開できる見込み、と報道にありました。

福島のアサヒビール工場さんも、一刻も早い全面復旧を祈念します。

福島で、アサヒビールのビール全体の17%を生産してたのですから。

さて、一通り見学して、いよいよ製品の試飲です。

いや、散々飲みまくってる銘柄ばかりですから、工場出来立て製品の試飲、という意味ですよ。

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工場での出来立ての一杯が、一番美味しい〜

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おつまみも、たくさん置いてあります。

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試作品の、麦で作ったおつまみ。

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酔っ払い軍団が好んでつまんでたので、製品化しても大丈夫でしょうw。

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美味い もう一杯(笑)

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一番搾りとハイネケン、ハートランドも試飲しちゃいました。

差し入れまで頂いてしまいますた。

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車内に戻ったら、またおつまみが配られます。

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お昼には、茨城県取手市を出発し、こちらに到着です。

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ポケットファームどきどき牛久店、というお店です。

全農が経営していること、今知りましたw

あ、牛久も茨城県内っす。

入り口に、地元の大きなスイカが展示されてました。

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こちら、ビュッフェ形式でお食事が摂れます。

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豚汁も美味~。

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食べ放題な上に、昼間っから飲み放題付きでした。

9年前の食日記では、字数制限があったためにビール工場見学までの部分でいったん区切ってアップしてました。
そちらに、たくさん飲んでますね〜と皆様からご指摘を頂きましたが、それに輪をかけました。(笑)

まずは地ビールを頂きます。

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通常の黒ビールより、さっぱりした飲み口でする。

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右は後で頂きますが、白ビール。

お、井筒の生ワインがある〜w;

これも飲まなければ。
なにしろ自分で運転する必要がないので、もう飲みまくるしかありませんw

生にごりワインですと。

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あ、これはあらかじめボトルが開栓してあって、自分で飲める分だけグラスに注ぎます。

続いて、常陸野の白ビール~~。

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〆に、ダメ押しのビジソワーズスープを頂きます~。

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どれも、地元の産品をうまく調理していて堪能しました。

牛乳も濃い〜。

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つか、酒飲んでてその後に牛乳飲んだのは、やはりこれが生まれてから最初で最後ですなww

その濃い牛乳で、コーヒーも飲みますw。

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大根と葱を販売してたので、自宅用に買って帰ります。

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こちら、被災農家で栽培してたんだそうです。

そりゃあ、買わなきゃですよね~。

ポケットファームどきどきの全貌です。

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実は、ここで全体記念写真を撮って、出来た写真は晩御飯を食べた場所で配ってくれるという、幹事の気配りには感心しましたです。

つか、そんなサービスをしてくれるなんて、本当脱帽しました。

茨城県、頑張ってました!

続きは、また明日。


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