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10年前の歌舞伎町の沖縄料理
こんばんは。今日もお疲れ様です。
猛暑が続きますねぇ〜。
昨日、筋子の話をアップしたら、今日はまさかの大阪万博のロゴが...。
関西ではたこ焼きのオバケと既に言われ始めているそうですが、筋子のオバケにも見え...。
気を取り直して話題を変えますw
暑いときは、暑い地域の料理を食べたい欲求にかられます。
大学生になっても、自宅から徒歩25分の歌舞伎町は、「とんでもない所だから」と母親に止められて一度も足を踏み入れたことがなく、実は最初に行ったのは40代になってからでしたw
その反動か、次の20年間では、歌舞伎町の飲食店には通算100回以上行きました。
今では、そのうちのたった1軒にしか行きませんが、そのお店の話は後日、ディープに~。
それまで、かつて行ったことのあるお店を紹介します。
歌舞伎町1丁目にあった、ヘルシー琉球ダイニング Hi‐Sa(ハイサ)というお店に、開店して1年くらい経ってから行ってみたのがちょうど10年前でした。
トップ画像は、カウンター席の目の前に並べられたオブジェです。
現在は、閉店しております。
土地柄、人は集まりますが、長年経営を維持するのは至難の技です。
暑い地域の料理と言いつつ、日本で一番暑い地域の料理のご紹介でご容赦ください。
早い時間に行ったので、テーブル席もあいてたのですが、カウンターの方がテーブルのスペースが広いので、カウンター席にしてもらいました。
まずは、定番のオリオンビールでしょ。
お通しは、鶏肉とじゃがいもでしたが、ソースが美味しくてびっくり。
山芋をすりおろして、パセリを刻んで入れてあることまでは判別できるのですが、他に何を入れてるのか、全く見当がつきません。
「さぁ、私が何の食材を入れたか、想像してみてください」とシェフに挑戦を突きつけられたのに、全く太刀打ちできないとは。
いきなり完敗で、スイッチが入ります。
こりゃ、一通り注文して食ってみなきゃ。
と思って手に取るメニューは、タブロイド判の新聞みたいで、お洒落じゃないですかぁ。
テーマは「くつろぐ琉球タイム」。
念のため申し添えますと、琉球は薩摩藩に征服される前に存続していた沖縄の王国の名前ですが、沖縄を含めた地域の名前でもあります。
手始めに、これも沖縄料理定番の、海ブドウをば。
大根サラダ。絶妙の酸味。
自家製ソーセージ。
プリプリしてますが、欧米のソーセージとは違ってあっさりした肉質を感じます。
オリオンビールを飲み終えたので、ニコニコ太郎という、泡盛をロックで。
のぞえの、以前の食日記を読まれた方には意外かと思われます。
私、焼酎とか嫌いなんですw
でもこの泡盛は、沖縄県宮古島の岩間酒造で造られ、二代目の岩間太郎さんがニコニコとコミュニケーションをとってもらうための泡盛として命名したそうなので、これは話の種に飲んでおかないと。
ちなみに、皆さん泡盛と焼酎の違いはご存知でしょうか?
Google検索すると、同じ説明がいやっていう程出てきますw
製造法の違いでいうと、焼酎は米麹・酵母・水で一次仕込みをしたあと、芋や麦、米など様々な材料で二次仕込みをおこないます。 焼酎は、二次仕込みで混ぜる材料によって味わいや風味が違ってくるのが特徴です。 一方泡盛は、二次仕込みをおこなわず、米麹だけで一回しか仕込みません。
って書かれちゃうと、まるで泡盛の方が作るの簡単みたいですよね。
その代わりと云ってはなんですが、泡盛は100年を超す古酒(くーすー)に成長させる可能性を秘めてます。
可能性と云うか、報道によると150年前の甕(かめ)が、沖縄戦の戦火を免れて1個だけ現存するそうです。
あくまでも日本の泡盛の話であり、ワインとは比較になりませんが。
そして、定番のゴーヤチャンプルー。
サツマイモをカツレツにして揚げたもの。
アップで、どぞ。
〆は、これも定番、ソーキそば。
こちらも、アップでどぞ。
女性と来る場合は、このあとデザートを注文すべきで、ブルーシールアイス、塩ちんすこう、サーターアンダギーが確かあった筈。
あいにくこのお店では、二度と食べることができません。
つか、東日本大震災以降、経営方針が変わったのか創業スタッフが抜けたのか、食べログの口コミを読むと、接客も料理もお酒もダメダメになっていったようです。
思えば、夏の日の夜の幸福な夢でした。
では、また明日。
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