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隙間植物にとっていまの環境はパラダイス!

9年前からFacebookで毎日続けている草花の投稿

Facebook を始めたのは2011年のこと。あれこれと日常の雑多なことを書いていました。翌年の春頃から花の写真と日々の思いを毎日投稿するようにしました。道端にしゃがんでiPhoneで草花を撮影しているおじさんは僕です。

【目の前にあるのは事実だけ:20210907】 おはようございます。 毎日いろいろなことが起きます。一つひとつに一喜一憂していたら切りがありません。 よく言われるように、「コップに水が半分しかない」「コップに水が半分もある」・・・いいことか...

Posted by 櫻田 弘文 on Tuesday, September 7, 2021

花を含めた植物全般は本当に不思議でおもしろい。普段は気づかないのに季節ごとに咲く花、踏み潰されてもまた伸びる草、何やら怪しげな植物、昆虫が集まってくる草花・・・見ているだけで興味が尽きません。

特別に詳しいわけではなく、草花の名前もそれほど知りません。それでも毎日撮影していると、何となくその生態といったら大げさかもしれませんが、それぞれの特徴が何となくわかるようになってきました。

目を凝らせば、あっちにもこっちにも「隙間植物」

植物は動物と違って動くことができません。ここは日が当たらず、雨も少ないから、別のところに移動したいと思っても叶いません。種が落ち、芽を出し、花を咲かせ、実をつけ、そして枯れるまで、同じ場所なのです。

そんな場所のなかで、「おおっ、ここかよ」と思うのが隙間植物です。石畳の間、アスファルトと歩道の境、石垣のわずかな空間・・・どうしてこんなところで芽を出しちゃったの?少々不憫に思えてくるです。

ところがどっこい、隙間植物にとっていまの環境はパラダイスです。なぜならば、光や水をひとり占めできるのです。広々としたところには背の高い草がたくさんあります。その下は光も水も届かない厳しい環境なのです。

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小さな会社の経営は「市場の選び方」で差が出ます

経営も同じです。大きな市場には強力なライバルが存在します。ここは小さな会社が選んではいけない土俵です。価格、量、スピード、知名度などの同質化競争に陥るともうボロボロ、仮に勝てても利益なき勝利で終わります。

植物は自分の環境を選ぶことはできませんが、経営なら可能です。他社が手を出さない立ち位置を見つけ出すことで、不毛な同質化競争を回避できます。小さな市場でも、ていねいに深掘りすれば、ファンが育っていきます。

「そんな市場はそうそうないよ?」、だったら創り出せばいいだけのことです。市場を細分化し、自社の強みとすり合わせることで、自社に適した市場が見つかります。後は「何としてもここでやる」という経営者の覚悟です。




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