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おせちの収穫

本日は7日。七草粥の日であります。
我が家は、生もの、酒の肴の好きな夫の血を強く引き継いだ息子たちが、子供の頃からおせち料理を好むため、7日までおせちはずっとテーブルに乗り続けます。
夫は、酢蛸となますが好物ですので、それがずっとあれば満足なのですが、やはり彩、種類ともに賑やかなお節料理が、全部なくなることはありませんんね、残念ながら。
そんな風でしたから、大枚かけたおせちの次の使い道を画策しておりました。今年はこれが大アタリです。

1)黒豆入りロールケーキ

 兼ねてから厩舎菓子としてお菓子を焼いてきましたが、お正月はこれ一択です。気温が低いのでロールケーキにしてもクリームは解けず安心ですし、和風に飽きた舌に、生クリームのコックリした甘味は美味しく感じられるはず。 生地はシフォンケーキとほぼ同じ材料をバットで焼きます。薄く甘みを足しホイップしたクリームにたっぷり黒豆を散らし巻きます。

2)栗入りマロンクリームパン
 アーモンドクリームを挟んでねじって焼くパンの、マロンバージョン。パン生地は油分を少なめに、フランスパンをイメージしたさっぱりパンにごろごろの栗グラッセとクルミ、キントンのトロトロの部分を巻き込んで焼きます。パリッとした表面としっとりもちもちのうちがわの食感の違いが楽しい。

3)濃厚シーフードシチュー
 カニやら牡蠣やら、エビの鬼柄焼き、松笠いか。面倒臭いと重箱に取り残された方達を救済。下味はついていますが、47%脂肪のクリームを1カップに、あとは普通の牛乳で作るので、そのまま投入。玉ねぎをバターで炒めそこに小麦粉を入れてバターに潜らせる。色づく前に牛乳、クリームを入れれば白くてコックリしたシチューができます。バジル風味のマリネなどもあ誤ってはいってしまいましたが、なかなかどうしていいお味でした。角切りにした伊達巻きなどを彩に乗せても味のバリエーションがああって面白いかも。
 贅沢なシーフードシチューはこんな時お試しあれです。生クリームさえ買ってくれてばあとは普通の材料でできるのもいいですね。

勿体無い精神で始めたはずが、「捨てるくらいなら、このさい」と考えると大胆になるのでしょうか。素材が良いのもあるのかもしれません。不思議と、再現しようと材料を買ってきて作るとこれほどうまくできません。

 このほか、冷凍しておいた自宅収穫したピーマン・ししとう、トマトとイカや正体のわからないボローニャハム的な物をル・クルーゼの鍋でコトコト、ついでにイカの醤油炒めみたいな冷凍庫で霜の着きまくったのをコンソメキューブと一緒に煮たら、びっくりするほど美味しいスープになりした。
これを沸騰させた後、蕎麦の実をぎゅっと一掴み入れたら蓋をして放置。一二時間後にはとっろとろの実たくさんスープ。二度美味しい。

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