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老ぼれの独り言

知り合いが相次いで癌になり余命宣告を受けた話を聞く。
70を過ぎ、長生きするのと早く死ぬ違いを考える。

苦しみが早くおとずれるのか?遅いのか?
これを裏返すと、老ぼれとして生きる時間が短いのか?長いのか?がちがう。
健康であれば長生きは悪くないが、最後は必ず健康を害して息を引き取る訳であり、健康でない期間は不明である。いつ苦痛がやってきてどれほど長く続くかわからない不安は恐怖である。だからと言って、早く死にたい訳ではないが、老後の経済状況や日本や地球の行末を想像すると心は穏やかではいられない。

いくら考えても妙案は浮かばない。
今を元気に暮らせる幸せを噛み締める。
結局、毎回同じ結論に行き着く。
まあ、こんな作文が書けること自体が幸せなんだろう。

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