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戦争の後には社会秩序が書き換えられる?

 歴史を勉強していて思ったことは、戦争が終わると社会秩序が書き換わることが多いということだ。代表的な例だと、大東亜戦争(太平洋戦争)

 大戦前の日本では、天皇陛下は現人神であられ、陸海軍を統帥する大元帥でもあられた。つまり、国民が中心とした国家統治ではなく、天皇中心とした国家統治であったという訳です。

 しかし、アメリカが日本に勝利したことで、憲法が書き換えられ日本の社会秩序はそれまでとは大きく変わった。国民を中心とした国家に代わり、天皇陛下は神であることを否定し、人間宣言がなされた。

 ルソーは、相手国の社会秩序(憲法)にまで手を突っ込んで、それを書き換えさせるのが戦争だと述べている。

 つまりアメリカが「俺たちが民主主義を教えてやる!」と言ってきたのではなく、どこの国が占領したとしても結局、同じことが起こったといえる。

 負けた国を搾取するよりも、負けた国を自分の言うことを聞く存在へと変えてしまえば、もう二度と自分たちには向かうことが出来ない。この状態を見ると自分自身アメリカは日本に対し悪意ある善政をしているんのだなあと、思ってしまう。


ただ、アメリカは嫌いじゃないです。

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