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【パワプロ2022】ジョエル・グスマン(中日・2011年)【パワナンバー】

アービン・ジョエル・ビーゴ・グスマン
Irvin Joel Vigo Guzman

LAD(2006) - TB(2007) - 中日ドラゴンズ(2011)

ブランコより飛ばす奴

 一年目の2009年に39本塁打を放ち二冠王を獲得したブランコだったが2年目は徹底マークに遭い前年よりも数字を落としてしまう。そんな中「ブランコより飛ばす奴を連れてくる」として連れてきたのがこのジョエル・グスマンであった。
 実際グスマンは前年の2010年にAAながら33本塁打を放つなどそのパワーという部分では間違いなく優れたものを持っており、しかもドミニカ出身ということもあって中日は当時森繫和ルートのドミニカ出身外国人が多く活躍していたことからもグスマンは期待が高まっていた。何よりグスマンは当時まだ26歳と非常に若かったこともありもし活躍すれば長期の在籍も見込める、かなりハイリターンな物件だったのだ。

 かくして2011年がスタート、グスマンの加入もありブランコを右翼に移す計画すら存在するなどその期待値は高まり続けたがこの年導入された濡れスポ違反球により球界は全体に超打低時代へと突入することとなる。
 4月12日の開幕戦を五番ライトで迎えたグスマンは開幕戦で山本省吾から3ランホームランを放ち見事素晴らしいデビューを飾る。横浜3連戦では全試合でヒットを放ったものの全試合でマルチ三振を喫するなどその粗さは目立った。その後はホームランも出なくなり出塁すらままならない状況が続いた。
 一度二軍降格を経てブランコの負傷もあり6月の交流戦で昇格、昇格後9試合で4本塁打を放つなどついにその長打力が目覚めたかに思われたが再びのスランプで打率は1割台半ばを行ったり来たりで7月に抹消。7月の末に再びの昇格を掴んだもののやはり快音は聞かれず最終的に73試合の出場に終わった。
 しかしなぜかヤクルト戦だけは相性が良く本塁打こそ打てなかったものの打率.271とかなりよく、特に館山昌平相手には11打数8安打の.727とカモにしていた。館山もグスマンを覚えているようで嫌だったバッターの名前にグスマンを挙げるほどである。

2011年成績 .181 7本塁打 15打点 0盗塁

パワナンバー : 10200 81252 34115

査定について

 高校時代にグスマンを作ったことは以前の記事で書いたこともありますがなんならそのころの査定をだいぶ反映しています。もちろん大部分は成績に基づいていますが。
 当初はショートを守っていたこともあり今回三塁としての適性も残しました。何より彼はまだ26歳と若いのでまだまだ動けたと思います。足が速いのもその辺の影響です。グスマンが外野、しかもライト守ってたのも動けるという判断があったはずです。何よりあの守備重視の落合政権ですからね。守備能力も伸ばせば普通に守れるぐらいのラインにしたので頑張って育成してライトとして覚醒させることも可能です。
 一方パワーについてですが251打席で7本塁打と違反球時代を考えれば割と打ってる方ではありますがそれでも年間15HRペース、ブランコより飛ばすと言われた割にはそんなに打ってません。違反球じゃなかったとしても年間20HRぐらいのバッターだと考えるとパワーの査定はそこまで伸ばせませんでした。高校時代はパワーSとかの評価してたんですけども(プロスピ)。

レーザービーム

 外野手として38試合で3補殺、これは普通に有能の部類ではないのかと。まあもちろん守備をナメられて進塁を狙われた部分はあるかもしれませんがそれでもこれぐらいはつけてあげようと思いました。親心です。

アウトコースヒッター

 インコースが打てないとWikipediaにも書かれている。まあたぶん身長が高くて手足が長いイメージなのでインコース打つのがかなり窮屈だったのではないかという想像です。

対ストレート〇

 もちろんストレートを打ってますが加えて日本球界に適応できなかった感として変化球に対応できなかったという部分の再現でもあります。

扇風機

 251打席で81三振、まあ扇風機でしょうこれは。

併殺

 251打席で7併殺、あんまりバットに当たってない上にフライの割合も高いのにこんなに併殺打ったらいかんですよ。

チャンスF

 得点圏OPSが.406、さすがに通常時と比べて1割も低いのはマズいです。

対左F

 対左OPSは.294と驚異の数字で対左Gも考慮するレベル。さすがに弱体化入りすぎるのでやめました。

ひとこと

 グスマンが好きすぎる、俺はグスマンを何度作れば気が済むのかというぐらいにはグスマンを作ってきた。ペナントでみんなもグスマンを育成して中日の救世主にしてやってください。


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