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アーロン・ヒックス(2022年・ニューヨーク・ヤンキース)【パワプロ2022 パワナンバー】

アーロン・マイケル・ヒックス
Aaron Michael Hicks

MIN(2013 - 2015)
NYY(2016 - 2023)

肩力のバケモノ

 身体能力に優れた外野手で、パワー・俊足・肩力が武器の外野手ということもあり、なんとなく使いたくなる選手ではあった。
 2015年ツインズで打率.256 11HR 33打点 13盗塁という数字を残し、まずまずの印象を残すとシーズンオフにヤンキースへトレードされることとなった。
 ヤンキース一年目となる2016年には105.5mph(169.7km/h)というとんでもない速度の送球を見せるなど、その肩の強さは折り紙付き。

 打撃面では2017年に15本塁打を記録すると、2018年には.248 27HR 79打点 11盗塁と活躍。しかもシーズン2度のランニングホームランを記録するなどその身体能力が爆発したシーズンだった。この活躍もありヤンキースは思い切って7年7000万ドルという大型契約を結んだ(1年活躍したぐらいで長期契約を結ぶなとあれほど)。
 しかしそれ以後のシーズンは徐々に打撃成績が落ち込んでいったシーズンとなった。身体能力の衰えもあり、守備指標も悪化。2022年からはレフトを守る機会も増えた。130試合に出場したものの打率.216 8HR 40打点 10盗塁とその成績は決して良いものとは言えず、2023年はついに打率1割台と低迷。外野が飽和してきたこともあり契約途中でDFAとなった。

 かつては打率こそ低かったものの高い出塁能力を武器にしていて、新生ヤンキースのコアプレイヤーになると思われていたヒックスでしたが近年は出塁能力も低下していてその辺でどうしても価値が下がってしまった感は否めません。
 なぜかいいところでホームランを打ってくれたり、忘れられない活躍をしてくれた選手だったんですが長期契約のせいで最後の別れは互いに円満とは言えない別れとなってしまいました。

2022年成績 .216 8HR 40打点 10盗塁

パワナンバー : 10500 81556 24250
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査定について

 全盛期は最高でしたが、今は衰えて全体に物足りない感じになった感が良く再現できているのではないかなと思います。身体能力という点において凄かったですが、こういうアスリート系野手というのは衰えも早いので悲しいですね。

チャンスF

 得点圏OPS.590はちょっとね……。

対左C

 左相手には打率は高いのでまあ一応

対ストレート〇

 変化球が打てなくなりましたね、昔はこれでも多少は打てていたんですが。ストレートしか打てなくなったらそりゃあ厳しい。

ひとこと

 悪くない選手だし、使いたくなるタイプの選手でもあったんですけどね……。指標的に衰えが隠せなくなってたのは大きいかなと。あとはまあセンターを守るのが難しいというのもある。



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