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テオスカー・ヘルナンデス(2023年 シアトル・マリナーズ)【パワプロ2024 パワナンバー】

テオスカー・ホゼ・ヘルナンデス
Teoscar José Hernández

HOU(2016 - 2017)
TOR(2017 - 2022)
SEA(2023)
LAD(2024 - )

波に乗りきれず……

昨シーズンの査定はこちらから

 ブルージェイズで躁鬱のようなバッティングを発揮した2022年のオフ、トレードでマリナーズへと移籍することが発表された。マリナーズでは右翼のスタメンとして160試合に出場するタフネスを見せ、安定して試合に出てくれるテオスカーの頑丈さを証明したと言える。
 一方でマリナーズに移籍したことで本拠地がT-モバイルパークとなったが、ホームでの打撃成績は.217/.263/.380でOPS.643と大不振。アウェイ球場ではOPS.830の活躍を見せていることからも、ホームで全く打てていなかったことがわかる。のちに語ったところによればかなりボールが見づらいとのことで、そのせいで打撃成績が伸び悩んだとのこと。
 それでも26HRを放ち、3年連続で25HR以上を放つパワー面はやはりさすがの一言。守備面でも12補殺を記録する強肩は健在で、これだけ試合に出ながら身体能力を未だに維持しているのはシンプルに凄い。
 シーズンオフにはドジャースへの移籍を決め、マリナーズとはサヨナラバイバイ。T-モバイルパークから解放された喜びからか再び打撃成績が上向いており、今年はオールスターホームランダービーで優勝を果たしている。2021年以来の30HRの達成も見えるだけに、後半戦失速は避けたいところだが……。

2023年成績 .258 26HR 93打点 7盗塁

パワナンバー : 12800 10120 11859
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査定について

 昨シーズンの査定と比較すると似てるところもありつつ全体的に基礎能力はアップしてますね。もちろんパークファクターの要素もありますが。
 特にブルージェイズ時代は守備指標がマイナスとなっていましたがマリナーズ移籍後はまあまあ守れるようになってます、おかげで底上げ。

扇風機

 まあとにかく三振の多かったシーズンで、特にTモバイルパークでのK%が33.1%とひたすらにホームで打てない。シーズン211三振と余裕の扇風機。

対左B

 対左B!?テオスカー・ヘルナンデスが対左B!?という感じもありますし実際対左Aでもいいという学派も存在しますが、このままチャンスBで対左Aなんて付けたら2023年のテオくんより打率上がっちゃうだろということでやりすぎなのではないかと思ったのと、ホームランのペース自体はそこまででもないと思ったのでBで抑えました。

チャンスB

 得点圏OPS.790、対左OPS.817。どっちもBでヨシ! 

ひとこと

 ということでテオスカー・ヘルナンデスです。多分今後テオくんを再現する人が現れたとして、マリナーズ時代を再現する人がいるのかはよくわかりません。三振多いタイプとは言え200三振もするタイプではないので、そういう意味ではかなり貴重なテオくんと言えるかもしれませんね。あと個人的に打率.250 25HRぐらいで守備うまい外野手が好きっていうのはあります。

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