ホルヘ・ソレア(2023年 マイアミ・マーリンズ)【パワプロ2024 パワナンバー】
ホルヘ・カルロス・ソレア・カスティーヨ
Jorge Carlos Soler Castillo
蘇った飛ばし屋
昨シーズンの査定はこちらから
キューバからハイチへと亡命してメジャーリーグ入りしたメジャーリーガー。2012年にカブスと9年契約を結ぶに至り、マイナーリーグで即座に無双したこともあって2014年には早くもメジャーデビュー。ただカブスではあまりその才能を開花させることは出来ず、2015年のオフにトレードでロイヤルズへと移籍。
ロイヤルズ移籍後も故障などの影響でなかなかメジャーには定着できなかったが、2019年は完全復活したシーズンとなり、ついにその才能が覚醒。48本塁打を記録してロイヤルズ初の本塁打王となった。
2021年はシーズン中にブレーブスへとトレードされることとなったが、ブレーブス移籍後に55試合で14本塁打を記録する活躍で復調を感じさせた。この活躍もありシーズン終了後にはマーリンズと3年3600万ドルの契約で移籍。
しかしやはり波の大きい選手であることは否めず、移籍1年目となる2022年は打率.207で13本塁打と粗さの目立つ打撃で結果は残せず。移籍2年目となる2023年は5月に打率.271、しかも月間12本塁打という無双を見せて一気に復活。8月にも10本塁打を放つなど大活躍を見せ、終わってみればキャリアで二番目となる36本塁打を放ち、復活をアピールした。
シーズン終了後にはオプトアウトしてFAとなり、サンフランシスコ・ジャイアンツへと移籍。全体的に打低のシーズンということもあり本塁打は減少しているものの、全体のレベルで言えば去年と同程度の活躍を見せ、古巣のブレーブスへとトレードされることとなった。守備面や打撃の粗さに課題があるものの、果てしないパワーが光る大砲。
2023年成績 .250 36HR 75打点 1盗塁
査定について
2023年はほぼDHに専念していたということもあり、守備面の査定がかなり辛めに。ただもともと守備の指標が良い選手というわけでもないので、こればかりはしょうがないと言った印象。
打撃面に関しても粗さを残しつつもパワーでどうにかしているという感じの査定になっていて非常に気に入っています。
パワーヒッター
30本塁打打ったし、パワーヒッターは付けてもなんの問題もないでしょうというアレ。
対左A
対右打率.242、OPS.788に対して対左打率.277、OPS1.080。前年もそうでしたがひたすら左に強いバッティング。
サヨナラ男、決勝打
チャンスでは打率.236、OPS.834とそこまででもない感じですが、サヨナラ打を打っており、High Leverageでも打率.310、OPS1.172と本当の意味で勝負強いバッター。
エラー、捕球F
メジャー通算で4116イニング外野を守って14失策。年平均5失策ぐらいはする計算で、まあ仕方ないよねという感じ。
走塁E、積極走塁
別に俊足というわけでもないし、走塁指標は悪いのですが、加えて刺されてアウトになる場面が多いことで走塁でのマイナスを稼いでしまっているという点があり、あえての。
ひとこと
キューバ系メジャーリーガーを再現しまくってますが、外野の選手が多すぎてどうすんのという感じ。グリエル Jr.、ロベルト Jr.、アドリス・ガルシアで外野の3枠は埋まり、指名打者はアルバレスでええやんみたいなところもありますが、指名打者対左要員でソレアを入れるというかなり贅沢なことできるよなあとかいう。さすがに亡命キューバ人全力で入れたら重量打線です。
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