ブライス・ハーパー(2023年 フィラデルフィア・フィリーズ)【パワプロ2024 パワナンバー】
ブライス・アーロン・マックス・ハーパー
Bryce Aron Max Harper
PHI(2019 - )
グレイテスト・ショーマン
昨シーズンの査定はこちらから
現役MLB最強打者シリーズということで、今日の更新はMLB屈指の大砲たちをピックアップしていこうというアレです。
ということで本日最後の更新としてやっていくのはブライス・ハーパー。でも前作で作ったよね？という話が聞こえて来そうです。
しかし前作での査定には少々不満も残っています。ということで新作の査定基準に合致させつつ、2022年版よりも強い感じにするためにいろいろとリメイクをしてきました。
度重なるビッグマウスが話題になったりしつつも、プロ入り後結果を残し続けてきた男。ブライス・ハーパー。トラウトと比較されるほどの実績を残している本当にガチの男ではあったが、靱帯を損傷したことでついに外野から一塁へと回ることとなった。2022年のシーズンオフにトミージョン手術を受けると翌年5月には早くも戦列復帰するという驚異的な回復速度を見せ、リース・ホスキンスが離脱した一塁の穴を見事埋めて見せた。
8月には月間打率.361、さらに10本塁打の活躍で完全復活をアピールし、デビューイヤーから12年連続での二桁本塁打を記録。打率.293でOPS.900と2022年の数字を上回り、故障を挟んでもなおその打棒は錆びついていないことを見せつけた。さらにポストシーズンではニック・カステヤノスとともに強力打線を構築し、ブレーブスの撃破にも貢献。
31歳のシーズンとなる2024年も前年と同水準の貢献を見せており、2021年以来となる30本塁打も負傷さえなければ余裕で達成可能なレベル。なんやかんや言われはするが、やはりハーパーは千両役者なのである。
2023年成績 .293 21HR 72打点 11盗塁
査定について
前作では金特殊能力の火事場の馬鹿力を付けることで勝負強さを表現しようとしましたが、全体的に凄みを感じない査定になっており、中途半端という感は否めませんでした。
ミートが+10されたことも大きいですが、全体的に凄みを感じさせられるような方向で調整を施し、こんな感じに。☆も482となっており2022年版を上回る数字となったので、これでいいでしょう。
対エース〇
アルバレスでもそうしましたが、ポストシーズンでの活躍なども含め勝負強さという意味で対エース〇を付けてみるというアプローチ。
初球〇、窮地〇、三振
初球〇に加え窮地〇というこの査定、強すぎだろと。追い込まれるまでは最強打者やないかと。気持ちはわかります。まずハーパーが初球に強いのはわかっていただけるでしょう。加えてカウント1-1の場面で打率.486 OPS1.514など1ストライクを取られてもめちゃくちゃ打っている。
ただ追い込まれるとアレなのでどうしても三振。四球の多い出塁率の高い打者ですが、結構振っていくタイプということもありこういう感じでいかがでしょうか。
逆境〇、決勝打
チャンスEですが試合を左右するような場面ではしっかりと打つ、そういう本当の意味での勝負強さを持っている男。
走塁D、積極走塁
ハーパーは長打だけでなく走塁も積極果敢で隙を常に狙っては一つでも先の塁へと進もうという意思を見せる。一方で積極的過ぎて刺されるというシーンが多いのも事実。ポストシーズンでもカステヤノスの大飛球を抜けると勘違いして飛び出した結果アウトとなり、アルシアに煽られるといったシーンが話題になりました。
ひとこと
基礎能力の査定はほぼかわらず、特殊能力の方を全面的に見直したことでだいぶ変わった印象を持つ感じに。正直火事場の馬鹿力だけでハーパーの凄みを再現するというのはかなり無理があると感じてもいたので、こっちの方が個人的にはいいのかなと思っています。
というわけで、ジャッジ、ソト、アルバレス、ハーパーと現在のMLBで屈指の強打者たちを再現してきました。wRC+で言うと(400打席以上出場した選手に限る)ジャッジが2位(174)、ソトが10位(155)、アルバレスが4位(170)、ハーパーが12位(142)となっています。ハーパー、思ったより打ってないねという感じではあるのですが、凄みが違います。コーリー・シーガーのほうがハーパーより上だったりもします。オルソンもアホみたいに打ってます。が、やはりハーパーをここに入れるべきだと俺は思ったのです。そういうことなんでね、まあ他の選手と比べるとちょっと物足りない感じもありますがそういうことなんです。
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