痛みと表現。
表現とは生きる事そのものである。
己を、心を、日ざらしに裸にすることでもある。
どんなに素晴らしい行いも、切ない呟きも、
心より溢れる言葉にして初めてわかることがある。
私は、或いは私達は、過去に縛られ生きる事を強いられる。
親ガチャとか言い訳をタンマリ用意して、
今を生きる人達を羨んで、
揺らめきの中で、或いは激流の中で、
涙しながら、口元の筋肉はまだシニカルな微笑みを覚えている。
人として、ジャンク品扱いされている気がする昼下がりでも、
かつての讃えられた人生の輝きを抱いて生きる日でも、
戦乱の中でも、
この痛みと、人のぬくもりと、想いを抱いて、
気遣いながら、混沌の中を飛び石を踏むが如く歩む。
さあ、これから何をオマージュして生きていこうか。
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