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当たり前なんてこの世に存在しないんだ。


最近、桜井美奈さんの『殺した夫が帰って来ました』という本を読みました。


タイトルに衝撃を受け、ミステリーを読みたいと思い、購入し先日読み終わりました。

タイトルから想像した話とはだいぶ違いました。なんだかいろんなことを考えさせられる一冊でした。

今回のnoteはネタバレにならないように書きますが、これからこちらの本を読む方は急なネタバレにあう可能性がありますのでご了承ください。





ミステリーとして伏線を回収していたり、トリックが想像できないもので読んでいてとてもおもしろかったです。結末はほっこりするけれど、「あること」がわたしの身からは少し縁遠いことで、どこか現実味を帯びていなくて、やっぱりどこか空想のお話なんだという感想で終わってしまいました。

しかし、こちらの本を読んだ次の日YouTubeのホームをスクロールしてるとある動画に目が止まりました。
「あること」がテーマになっていたニュース番組の動画でした。こちらの本を読んで自分の中で少しひっかかっていたワードでもあったということで、この動画を再生してみました。

こちらの動画で「あること」が日本での社会的問題であるという内容でした。

身近にいないからこそ空想に近い話だと思っていたことが、実際は現実に起こっていたということに衝撃を受けました。日本には1万人ほどの人がいるそうで、今までこの事実についてしっかり知らなかったので、当たり前なんて存在しないなと強く思いました。自分の知識はちっぽけで、自分の当たり前は他人にとっては当たり前ではないことも多く、そういうことをしっかり理解して生きていかなければならないと思いました。

次回のnoteでネタバレしながら、こちらの本の感想をしっかり綴ろうと思います。


#読書の秋2021

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