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例えば水分を多く含んだ空気は

私を幸せな気持ちにしてくれる。とても満たされていて、いいなぁと思う。多分そういうことの積み重ねなんだと思う。

「」
誰かが言った何気ない一言に今までどれだけ救われてきただろう。きっと言った本人は本当に何気なく言っただけだし、記憶の片隅にもないかもしれない。でも、それらは私の人生のあらゆるところで支えになっている。ふと思い出しては前に進む勇気になったり、まだ頑張れるなと踏ん張れたりする。だから、やっぱり、言葉の力はすごいなと思う。

勝手に救われて、勝手に前に進む。

伝えたいことはたくさんある。たくさん、と言っても多くのことというよりは、私の中にあるこの気持ちを120%伝えたい。ということ。残念ながらテレパシーは使えないし、言葉という道具に頼らざるを得ない。この気持ち丸ごと取り出して渡せたらどれだけいいだろう。と何度思ったことか。でもできない。できる限りを尽くしたい。と思えば思うほど、どのように伝えるか、どんな言葉を選ぶか悩みに悩む。出来上がったものは台本のように綺麗に並べられた言葉たち。でも、それらを読み上げたところで全然伝わらない。歯痒い。一生かかっても伝えきれない気がする。私はこの物語を完結することができない気がする。悔しい。しかし、一生をかけて取り組めることがあることに嬉しさを感じてる自分もいる。こういうところに呆れつつも、自分らしくて笑ってしまう。

本当に伝えたいことはなかなか伝わらない。

言葉を選ぶ必要がないとは言わないが、気持ちを伝えることと言葉を尽くすことは綺麗なイコールでは成り立たないから、できるだけ、思った時に、思ったことを、丁寧に伝える、ということをし続ける努力はしたい。と思った。下手くそでもいいから、伝えようとする。できるだけ、鮮度が高いうちに。私ができることはそれぐらいである。

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