水分補給は　お水かお茶と　ちょっと塩分

こんにちは。べびぃLabo☆Ceres　杉上です。

雨大丈夫ですか？　被害がでないことを祈っています。

さて、そろそろ夏が近づいてきますね～～
夏といえば汗。汗といえば水分補給。
意外に知られていない事実を手繰ってみたいと思います。
※この記事は　facebook「脱水と経口補水の情報箱」（ページ管理人　豊田歯科医院　豊田裕章氏)から引用・参照させていただきました。

水分補給は、どんなものが適している？

水分不足の状態によって適した飲み物がかわります。
　① 普通の生活、軽いのどの渇きなら、水がベスト、麦茶がベター
　② 汗を少しかいた、or汗かいてなくても、脱水が心配なら
　　0.1～0.2％の塩水、又は　500mlの水に中サイズの梅干しを1～2個入れる
　③ 軽い脱水（かくれ脱水）　経口補水液を水で2倍に薄めて飲んでもOK
　④ 脱水の疑い、猛暑で間違いなく汗たくさんかく場合
　　　　　　　　　早めに経口補水液（特に高齢者と乳幼児は要注意）

経口補水液とスポーツドリンクは違う？

こたえはイエス！
全く違うものです。
その特徴はこんな感じ。

※）水分を一番吸収しやすい糖分濃度はブドウ糖２％　これより高くても低くても吸収率はさがります。
※）糖分はブドウ糖が最適。砂糖（しょ糖）が多いと下痢をひどくする場合があります。
※）浸透圧の高い方に水分は移動します。

成分を比べてみると一目瞭然です。
汗や下痢で失われたものを体内に取り込みたい　としたら、成分が似ている方が効率がいいですね（下痢の場合　K　必要）。
水分をより吸収しやすいよう糖分（ブドウ糖が最適）を加えています。
さらに、体内では水分は浸透圧の高い方へと移動します（体内じゃなくてもそうですね）。

経口補水液は　飲むクスリ

経口補水液の成分は脱水時に必要な条件を兼ね備えています。
普段飲むと　まずい！　でも脱水時にはのみやすく感じる人も多い。
からだは必要なものは取り込もうとするんですね。

つまり、脱水など必要時に利用するクスリです。
ですので、健康な時の飲みすぎに注意。
飲みすぎると塩分過剰になります。

スポーツドリンクは清涼飲料水

対して　スポーツドリンクやイオン飲料は清涼飲料水です。おいしく飲める工夫がされています。ちょっと酸味があって甘みがあって口当たりいいですね。（私は苦手ですが）

そのため以下のリスクが高まります。
　　ex)酸性度が高いので歯が溶けます。むし歯のリスク高まります。
　　ex)糖分多いので、ますます喉が渇きます。
　　　　　　　　　　　食欲に影響します。吸収速度遅いです。　
　　ex)塩分不足の低ナトリウム血症になるリスクがあります。

飲みすぎで水腎症、ウェルニッケ脳症になり入院した赤ちゃん、大人の症例があります。
やかんに入れていたイオン飲料飲んで中毒起こした話も最近ありました。　（酸でやかんの金属が溶けでたため）
「食が細いんです」と相談された1歳半のお子さんが、イオン飲料1日200㏄のんでた、なんてことも多いです。

部活などでスポーツドリンクを飲むように勧められたりするそうですが、
やめましょう。水を選択しましょう。
エネルギー補給したければ、おにぎりなど食べ物を用意しましょう。

これは岡崎好秀先生が執筆された記事（松風歯科クラブ、デンタルエコー
１８３号より引用）です。（掲載許可をいただきました）

賢く知って　楽しく健康に！

昔の人は夏はお水と塩おにぎりでした。理にかなってたんですね。
スイカに塩も　昔の人の知恵だったのかもしれません。
認定こども園では　早め早めの水分補給をし、夏は塩分濃いめの給食をたべています。

賢く知って、楽しく健康に夏を乗り切りましょう！

この記事は　facebook「脱水と経口補水の情報箱」（ページ管理人　豊田歯科医院　豊田裕章氏)から引用・参照させていただきました。
https://www.facebook.com/%E8%84%B1%E6%B0%B4%E3%81%A8%E7%B5%8C%E5%8F%A3%E8%A3%9C%E6%B0%B4%E3%81%AE%E6%83%85%E5%A0%B1%E7%AE%B1-400958037173789/