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「食べる」を応援する~独歩までの育ちで私たちができること~御質問&回答

こんにちは。
べびぃLabo☆Ceres 杉上です。
今日も訪ねてくださり ありがとうございます。

今年に入り、なんだか忙しくしておりまして・・・(いいわけ)
ゲスト講師セミナー開催のあと
オンラインで、すくすくプロジェクトセミナーをシリーズで開始しております。
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今の私の目標は
「マニアックをシンプルに伝える」
だいぶん こなれてきましたよ。
幸い、ご好評をいただいておりまして、続きを開発しているところです。

終了後 アンケートもご協力くださいました。ありがとうございます!
そこでいただいたご質問について 
私なりの考えを書いてみたいと思います。

① 骨盤布模型や赤ちゃん人形は買う事は出来ますか?

はい。ご購入いただけます。
アトリエmother さんが作ってくださっています。
布でここまで科学的に再現できる技術は motherさんだけしかお持ちじゃないなあと思います。ぜひお手に取ってみてください。
  https://www.atelier-mother.com/

② WHOやBLW離乳食で割と硬めの固形物を早くから勧めていますが、発達上それが噛めない時に食べさせても意味が無いのではないかと思っています。杉上さんはどうお考えなのか聞いてみたい。

 はい。私もそう思います。お子さんの個々の発達状況をアセスメントして
機能を最大限に活かせる食材、形態、硬さ(柔らかさ)を選ぶことが最大のお子さんへのプレゼントだなと考えています。

③    ダブルタッチという言葉、初めて聞きました。調べると「触る方と触られる方が同時に入ってくること」とありましたが、具体的にどんなことがありますか?

 手と手をふれる、手で足を触れる、手で顔をふれる、など自分の身体を自分で触れる という感じでしょうか。

④ 今回はあまり触れられていませんでしたが、時々お会いするのが、おっぱいが好きすぎて離乳食があまり進まない子。授乳ってあげ方は習うけどやめ方習わないんですよね。
歯科の立場から言うと、Dが生えてくると噛む動きに移行させたいので、とか、コップでの水分摂取が上達すると成人嚥下が上手になった証拠なので、授乳はそろそろやめましょうか、と説明してるんですが、助産師さんサイドでの授乳のやめ時の目安ってどんなものがありますでしょうか?もちろんケースバイケースなんでしょうけども・・"

おっしゃる通り ケースバイケースです。赤ちゃんは生活している存在です。お口の発達のために生きているわけではない(お口の発達は生きる力を育むのにとても重要ですが)ので、この子が将来自分で生きていく力を育むのに今何が必要かで変わります。

⑤ 9か月の赤ちゃんで3回食よく食べる(制限ないくらい、と食べ過ぎにお母さん困ってました)んですが、寝返りからまったく自分で動かない、周りがお座りさせるとこけずに座るが自分では座れない、という子がいました。食べているようでしっかり噛めていないのかもしれません。こういう場合はできているところまで戻って順序を追って発達を促すアプローチが必要と考えますが、食に関してもごっくん期に戻す(柔らかさや形状)などをしたほうがいいのでしょうか?

はい。その子の口腔機能にみあったものが 安全のためにも重要だと考えます。今まさにそんなお子さんと試行錯誤をしている最中です。

⑤ 杉上さんは、妊婦さんに赤ちゃんの口腔発達指導するとしたら、何を話しますか?

身体が動くとお口は動くよ、の視点で説明します。


今回は 口腔機能の発達を見ていく時に欠かせない
粗大運動の発達について考えていきました。
この基礎があって はじめてお口の発達を見ることができるようになる!
改めて認識しました。

この後もシリーズでお手渡ししたいと企画中です。
単発参加 大歓迎です。
ご興味のあるところから 一緒に学び合ってみませんか?


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