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ひと手間抜いて見栄えのする7つの弁当術 その1


 深さと盛面に配慮する。-弁当箱の深さは3.5~4.5cmが理想-

あくまで個人の感想ですが、
 江戸前ずしなど伝統的な寿司折にいくつかヒントが詰まっています。
 人間の一口サイズは約3.0~3.5mm 細巻きの断面はこのくらい
 握りずしは長手6~7cmの一口半サイズ、幅、高さは一口サイズです。
 家庭の弁当は盛面が縁にあっているか少しはみ出すくらいが見栄えがよいですが、寿司屋さんは味と安全を考えているのか、折より盛面を約1cm下げて蓋に水蒸気がつかないようにしているのだと思います。味も良くなります。
 さて、一般のお弁当も盛面を縁に合わせると良くなるので、深すぎる弁当箱は適しません。米穀中心時代の曲げわっばなどは深すぎるように思います。
 写真の自作弁当は、深さ3.5cm、蓋の縁に1cmの角材を仕込んでいてその分上部に空間があります。なので蓋を開けても盛り付けた状態が再現し、味も維持できるのです。

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