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遠征オタク、EX予約のすゝめ

最近ひたすら関西と首都圏を反復横とびしている。なぜってそこに舞台があるから(登山家みたいなこと言うな)

とはいえ依然としてコロナ禍であるし、突然現場が中止になることはあり得る。私もフォロワーが「明日の観劇がコロナで中止に」だとか「当日中止になっちゃった」と嘆く姿を何度も観たことがある。つらい。特に新幹線やホテルを押さえてしまったあとだと退くに退けなくて財布的にもつらい。

そんな中で「東海道新幹線を使うオタクにめっちゃ便利なのでは?」と気づいたのがEX予約である。

めっちゃざっくり言うと「超ラクに東海道新幹線の指定席を予約・変更ができるサービス」である。
しかも予約変更の手数料無料・チケットレス・いつでも割引価格・さらにお得価格もあるという超優秀なサービスだ。
チケットの値段はのぞみもこだまも同じなので、かつて旅行会社のホテル+新幹線のパックを使って「安くしたいから……」と片道4時間近くこだまに乗っていた私は衝撃のあまり成仏した。
年会費は1,100円だが、のぞみで東京~新大阪に乗った際の割引額が1,100円のため、1回の乗車でも元が取れるのがありがたい。
詳しい割引額は↓のサイトをどうぞ。


使ってみて感じたメリット

①予約変更が無限にできる
「カーテンコールが長引いて新幹線間に合わないかも」というわりとあるあるな事態から「公演中止になった……」という緊急事態、「思ったより早めに駅に着いたから一本早いのにしようかな?」までバッチリである。
ただし、改札を通ってからの予約変更はできないので注意。
もし現場が潰れてしまったらひとまず現場行きそうな別の機会に予約を変更しよう(キャンセルだと手数料がかかるため)。

②チケットレスで便利
EX予約を申し込むと専用カードが送られてくる。しかし、PASMO(SuicaやTOICAもOK)を紐づける設定にすればPASMO一枚で最寄駅から新幹線まで全部OK。最高。
紙で持っているとなんだか無くしそうで心配だったし、「どこの改札から新幹線のチケット出せばいいんだっけ?」「どこにチケット入れたっけ?」と考える必要がなくなった。
PASMOをピッとすると「ご利用票」なるものが出てくる。紙チケットだと帰りには吸い取られてしまうが、ご利用票は特に回収されないので旅の記念にもなる。記録大好きおたくなのでありがたい。

ご利用票

デメリット

①申し込めるクレジットカードが限られている
入会方法には
1.「JR東海エクスプレス・カード」に申し込む
2.手持ちのクレジットカードにプラスして利用
がある。私は手持ちのカードにEX予約に対応するものがあったので2にした。自分のカードが対応しているかどうかは下記のサイトから確認してほしい。申し込んだあと1週間~2週間待つ必要があるのでそれも注意。

②在来線の運賃が発生する
紙チケットなら、乗車券があれば追加の運賃を払わずにJR線に乗ることが出来た(はず)。
しかしEX予約になるとそれはない。途中で山手線に乗ろうが大阪環状線に乗ろうが新幹線以外の運賃はまた別で払う必要がある。家や目的地と新幹線の駅までの間にJRをたくさん使う人なら、割引額と天秤にかけた方が良いと思う。

というわけで、ホテル+JRのパックなどに比べたら値が張ってしまうのは確かだが、いざという時の機動力! かゆいところに手が届く! を求めるオタクにEX予約はオススメである。ここまで推してるからJR東海さん何かください(ないよ)。
コロナ禍のおたく、使えるものは使って強く生き抜いていきましょう。おわり。