花束3

退職

 物事いつかは終わりが来る。その終わり方は組織が定めた時期、或いは自己の計画上で引き直した時期と多少終わり方の姿が違って見えるかもしれないが受動と能動の程度の差で新たな生活に踏み出す事に変わりはない。
 変化が伴うことは幾許か場合に依ってはかなりエネルギーを必要とするのでそう頻繁に出来る事ではない。こと後者退職に関してはだ。
 今年度は週末31日金曜日が離任式だった。自宅に戻るといつもとは違う時間の流れでかなり疲れてはいたが段々と日常にrhythmが戻り「いつもの週末」と勘違いしそうだった。週が明け月曜勤務曜日の身支度する時間にゆっくりしている自分をみて新しい生活に入ったことに気付き、同時に修正を始めるに違いない。
 先ずは持ち帰った書類の整理をしながら、こころの整理整頓もしていこう。
 昨日は卒業生二グループ(新中学生3年生、新大学2年生)が来てくれたことが何よりもうれしかった。どちらも旧図書委員。特に前任校中学校図書委員の彼らの大学生姿は中一の頃を知っている分、その成長が身内の事のように喜ばしかった。
 あの評議員よりも活動量が多いと噂された図書委員会は顕かに「図書部」部活の様相だった。皆が夫々のpositionで活動していた風景が懐かしい。
 

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